圧倒的な個人能力ゆえに見せる守備の弱点 レアル・マドリーの戦術を徹底分析 後編
“けがの功名”で守備が安定
モドリッチ(19)、コバチッチを並べてプロテクトする苦肉の策による現在の布陣は、攻守のバランスを改善する結果につながった 【写真:なかしまだいすけ/アフロ】
また中編では、レアル・マドリーが展開する攻撃――自陣からパスをつないで攻撃をビルドアップし、中盤でボールポゼッションを確立して試合の主導権を握る。最終局面ではクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマらの個人能力を最大限に生かす――という基本コンセプト、そして多くは各選手の即興的な判断と連係に委ねられているということを具体的に説明してきた。後編では、守備にフォーカスして分析していきたい。
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最終ラインの前にルカ・モドリッチ、マテオ・コバチッチという2人のクロアチア代表MFを並べてプロテクトする現在の布陣は、その意味で苦肉の策とも言えるわけだが、結果的に攻守のバランスをはっきりと改善する結果につながったのだから、ある意味では“けがの功名”とも言える。
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