二階級同時制覇へ、マクレガーの大胆発言集 UFC初のMSG大会、有言実行なるか!?

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MSG入場収入記録を更新する「UFC 205」

UFC初となるMSG大会でメインを務めるマクレガーが大胆発言を連発 【Getty Images】

 日本時間11月13日(日)、いよいよUFCが初めてマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で大会を主催する。MSGといえば、プロボクシングやプロレスの名勝負が数多く行われた場所として、日本の格闘技ファンの間でもおなじみの名門会場だ。ところが、ニューヨーク州では1997年にMMA興行を禁止する州法が成立し、今年にこの州法が改正されるまでUFCは、MSGはもちろん、ニューヨーク州内で大会を開催することができなくなっていたのだ。今回の「UFC 205」は1995年9月8日にバッファローで開催された「UFC 7」以来、UFC史上2度目のニューヨーク州でのイベントとなる。

 UFC会長のデイナ・ホワイトは、すでに「UFC 205」が記録破りのゲート収入を上げていることを明かした。

「『UFC 205』はUFCの歴史上、最大かつ最高の大会になる。UFCはこれまで世界の大会場、名門会場でイベントを開催してきたが、MSGは数多くの伝説の試合が行われてきた特別な会場だ。そして我々はすでに、前売り段階でMSGの入場料収入記録を破っている」

 MSGのこれまでの入場料収入記録は2万1000人を動員した1999年のプロボクシング・ヘビー級タイトルマッチ、レノックス・ルイス対イベンダー・ホリフィールドで、入場料収入は1350万ドル(約16億2000万円/当時)であった。

 ホワイトが「ニューヨーク初進出は必ず成功させたかった」と語っている通り、厳選された全12試合のラインアップは注目の試合ばかり。しかも1つの大会で3試合ものタイトルマッチが行われるのはUFCの歴史上で初めてのことである。

「オレにとっても輝かしい瞬間になる」



 そして、そのメインイベントを飾るのは“ザ・ノートリアス”ことコナー・マクレガー(アイルランド)が、王者エディ・アルバレス(アメリカ)に挑戦するライト級タイトルマッチだ。現フェザー級チャンピオンのマクレガーは、勝てばUFC史上初の2階級同時制覇を達成することになる。

 間近に迫る「UFC 205」の大一番を前に、弁舌滑らかなコナー・マクレガーの発言を紹介する。マクレガーの大胆発言を頭にたたき込み、大会当日を震えて待て!

「アルバレスが1ラウンド持つとは思わない」

「どうやらアルバレスは試合をゲームだと考えているようだ。試合のことをゲームだと考えるような連中は、まだ真実を知らない人のような瞳をしている。そういうヤツらは真実から目をそらして、何か別の、あらぬことを信じ込もうとしている。あたかも、変わったことは何も起きていないんだと自分に言い聞かせるようにしてやりすごす」

「でも、いざオクタゴンに上がり、いよいよ戦わんとする時、オレにはそういう人の瞳の中に真実が見えるんだ。1対1で向き合った時、ヤツらはつま先立ちして、居心地の悪そうな表情を作る。そして何かを先送りにしようとする。まるで先送りにすることがこのゲームのルールであるかのように。オレにはヤツらが少しずつ壊れていくのが見える。オクタゴンに上がって、オレはそんな連中に手を掛けてやるんだ。楽しみで仕方がない」

試合前から王者アルバレスを挑発するマクレガー。その言葉通り、二階級同時制覇となるか!? 【Zuffa LLC】

「アルバレスはこの試合はイージーファイトだと言っている。オレはこうした発言を罰してやる。オレは、電気ショックがあいつの全身に走り、白目をむくのが待ちきれない。そして彼はサバイバルモードに突入し、その表情が、その全身が、パニックに陥る。オレは楽しみでしょうがない。オレは一夜にしてヤツを引退に追いこんでやる」

「あいつをひどく痛めつけ、身体を引き裂く。神に誓ってもいい。彼はこの試合を後悔することになる。ファンはかつて見たことがないような試合を見ることになる。オレはこの男をもてあそび、文字通り、彼の顔面の構造を作り替える。彼の妻も子どもも、2度と彼のことを分からなくなる。彼の友だちも、試合後にはあいつが同じ奴とは思えないほど変わってしまうことを知る」

「アルバレスのタフさは認めよう。彼がこれまでも試合でダメージを受けてきたことは知っている。何度ダウンしても、立ち上がって攻めてくることも知っている。この試合でもそうなるだろう。彼がダウンして、反失神状態で、サバイバルモードになる時、オレはあいつの身体をバラバラにして、外に放り出す」

「これまで、アルバレスはオレのような選手から殴られたことがないはずだ。彼は生きて帰れない。オレにはあいつが1ラウンド持つとは思えない」

「ベルト返上? そんなこと知るか。2本のベルトを防衛すればいいんだろ」

「選手の中には、オレのことをしゃべりだけの男だというヤツらがいる。オレはそいつらこそ、しゃべりだけの男だと見る。オレは試合をすることでこの位置にまで来た。何しろ、自分より身体がウンと大きな相手と5ラウンドの激戦を戦い抜いたばかりなんだ。それに比べるとヤツらは不平不満を言っているばかり。もしオレのようになりたいのなら、仕事をしろ。オレが見る限り、まともな仕事をしているヤツは1人もいない」

「どいつもこいつも、おしゃべりばかりだ。誰もが“自分もコナーと同じ扱いを受けるべきだ”なんて言っている。それは違うぞ。オレだって欲しいものを何でももらってきたわけじゃない。必死で働いてここまで来たんだ」

「エディ・アルバレスは、たまたま今、ベルトを持っているというだけの男だ。彼がオレと戦う理由はそれだけ。オレは対戦相手探しに困っているんだよ。なあ、オレは次に誰と戦えばいいんだ? 一体誰が、欠場もしないで、すべてを賭けて試合に臨んでくれるんだ?」

「(アルバレスがマクレガーのスタミナは持って2ラウンドだろうと指摘すると)オレは今では5ラウンド目でもパンチを振り回し、プレッシャーを掛けることができる。スタミナについては完全にワンランク上の選手になった。心肺能力と体重管理と栄養面を徹底的にやってきた。ボディマス指数は下がっている。オレは155パウンドでもスリムだし、VO2MAX(最大酸素摂取量)は天井知らずだ。安静時心拍数は極めて低い。つまり、準備万端なんだ。アルバレスもそうであることを祈る。彼はオレよりスタミナがあると思っているようだが、あらゆる角度、あらゆるポジションから打撃を打ち込んでくるオレのような選手との25分間は非常に長いものだ。オレはいつでもどこでも試合を終わらせる」

「(2階級制覇を達成すればいずれかのベルトを返上するかと問われ)返上? そんなこと知るか。両方のベルトを防衛すればいいんじゃないのか? どうせしょっちゅう試合をしているんだから。まずは目の前の試合に勝って、それから考えるさ。みんな先のことを見過ぎなんだよ。ベルトは返上するのですか、とか、ラスベガスではもう戦わないのですか、とかさ。もっと今を楽しめ。UFCがニューヨークに来るのも大変だったんだぞ。オレだってしっかり準備をして、自信満々で今回の試合に臨むんだ。じっくり楽しませてくれよ」

「2階級制覇はこれまでに一度も達成されてないんだ。UFCでは実現しそうになったことすらない。それを、こんな記念の舞台でやろうとしているんだ。オレにとっても輝かしい瞬間になるんだよ」

(文 高橋テツヤ)
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