【UFC】難敵・スワンソンに挑む川尻の生き様「この試合で終わってもいいという気持ち」

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難敵カブ・スワンソンに挑む川尻達也にインタビュー 【Zuffa LLC】

 日本時間8月7日(日)開催予定のUFCファイトナイト・ソルトレイクシティは、石原“夜叉坊”暉仁、川尻達也の両日本人選手が出場することもあって、日本人ファンには、がぜん注目の大会だ。今回はUFC公式フェザー級ランキング5位(7月27日付)の強敵、カブ・スワンソンとの大勝負に臨む川尻選手(同ランキング14位)に、試合への意気込みなどを聞いた。(文:高橋テツヤ)

戦友アルバレスがベルト獲得!



――かつて川尻選手とも激闘を繰り広げたエディ・アルバレス選手が日本時間7月8日に開催されたUFCファイトナイト・ラスベガスでUFCライト級のチャンピオンになりました。

 単純にうれしかったですね。拳を交えた仲だということもありますし、それに自分に勝った選手が他の選手に勝つとうれしいし、負けると悔しいものなんです。しかも、これが同じ階級の選手だと、悔しさを感じたりするかもしれないけれど、今は階級も違うので純粋に楽しめました。

 ちょうど2月のデニス・バミューデス戦(日本時間2月21日開催、UFCファイトナイト・ピッツバーグ)の時に、バックステージにエディも姿を見せていて、みんなでベラトールの中継を見たりしていたんですよ。そうしたらそこに(UFCマッチメーカーの)ショーン・シェルビーがやってきて、エディがタイトルマッチをやらせてくれとすごい勢いでアピールしていて、シェルビーから「前回の試合がつまらなかったからダメ」などとすげなくされているのを見ていたので、ああ、試合が決まったんだ、しかも勝ったんだということで、本当に良かったなあとうれしかったです。

――戦いぶりの方も、久しぶりにアルバレス選手らしい、激しいものでした。

 そうですよね。一発入ってからは、まさに僕と戦った頃のエディでした。あの右アッパーで僕も意識を飛ばされたので、「そうそう、あの右、効くんだよなあ」と思いながら見ていました。練習前にジムでみんなで見ていて、ものすごく盛り上がりましたね。

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