ボートレース江戸川の「ヴィーナスシリーズ・Yes！銀座高須クリニック杯」（2月4日～9日開催）は5日、予選の2日目が終了した。今井裕梨（群馬出身・群馬支部）が1･1･2･1着で予選首位を快走。予選2位に平田さやか（東京出身・東京支部）、予選3位に山口真喜子（長崎出身・長崎支部）がつけている。

　さてシリーズ中盤に入る江戸川だが、3日目の注目カードには12Rを挙げたい。

＜江戸川 3日目 12R 記者選抜戦＞
1枠 中澤　宏奈（東京・東京）予選29位
2枠 山口真喜子（長崎・長崎）予選3位
3枠 山下　奈緒（香川・大阪）予選16位
4枠 吉田　彩乃（静岡・静岡）予選18位
5枠 倉持　莉々（茨城・東京）予選4位
6枠 安井　瑞紀（岡山・岡山）予選6位
※()内は出身・支部の順

　1号艇は地元の中澤宏奈（東京出身・東京支部36歳）【写真上】だ。今節ここまで5･6･3着で予選29位とまさかの苦戦。予選突破に向けて負けられない1号艇になる。

　中澤は今期1コースで11戦7勝の1着率64％。これまでの1コース1着率の自己ベストは2019年後期適用（14戦7勝）と2021年前期適用（10戦5勝）でマークした50％となっており、今期はこれを上回るペースだ。今節も1号艇できっちり勝ち切るのか注目したい。

　2号艇は山口真喜子。江戸川出場は今節で通算2節目だが、2･1･2着の好走で予選3位につけている。山口は江戸川初出場だった2022年ヴィーナスシリーズでも3コースまくり（3連単2万9580円）と4コースまくり（3連単6610円）で節間2勝を挙げる活躍を見せており、江戸川の難水面をまったく苦にしない印象だ。

　侮れないのは5号艇の倉持莉々（茨城出身・東京支部31歳）【冒頭の写真】だろう。約1年3カ月間の長期欠場を経て昨年10月にカムバックした倉持だが、復帰後5コースは8走して1･1･4･2･2･1･4･2着。1着3本（1着率38％）、2着3本（2連対率75％）と圧巻の成績を記録している。

　倉持は今節ここまで1･2･2着で予選4位。オール2連対の活躍でしっかり上位争いに加わってきた。この3日目12Rの外枠5号艇で結果を残せば一気にV争いの主役に躍り出てくるかもしれない。

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