今なお輝くイチロー、122年ぶりの記録 データが示す勝利への貢献度

丹羽政善
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21日からの3試合で10安打を放ったイチロー 【Getty Images】

 名の知れたフランチャイズ・プレーヤーがキャリアの最後を別のチームで過ごすことはプロスポーツの世界ではごく当たり前にあることだ。NFLの49ers時代に4度もスーパーボウルを制しながら、最後をチーフスで過ごしたジョー・モンタナや、NBAでは90年代にニックスで一時代を築きながら、最後をマジックで引退したパトリック・ユーイングらがそうだが、大リーグでは例えばパドレスの顔で通算601セーブをマークしたトレバー・ホフマンは、最後の2年をブリュワーズでプレーした。古いところでは、ジャイアンツ時代に20年連続でオールスターに出場するなど、長くチームを支えたあのウィリー・メイズもキャリアをメッツで終えている。
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著者プロフィール

1967年、愛知県生まれ。立教大学経済学部卒業。出版社に勤務の後、95年秋に渡米。インディアナ州立大学スポーツマネージメント学部卒業。シアトルに居を構え、MLB、NBAなど現地のスポーツを精力的に取材し、コラムや記事の配信を行う。3月24日、日本経済新聞出版社より、「イチロー・フィールド」(野球を超えた人生哲学)を上梓する。

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