萩野と瀬戸が描く金メダルへの道筋 ライバル対決で得た新たな“感覚”
「鬼門」の大会で瀬戸に勝利
20日から行われていたジャパンオープンでは、3種目で萩野と瀬戸の直接対決が実現した。結果は200メートル自由形、200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレーのすべてで萩野が勝利(編注:3種目ともに記録上は優勝。しかし200メートル自由形はオープン参加の海外選手に敗れている)。どの選手もこの大会を調整試合と見なし、出場する種目数も異なるため、さほど成績は重要視されないが、どういう状態でも勝てるというのは自信につながるものだ。
萩野にとって、ジャパンオープンは「鬼門」だった。日本選手権では400メートル個人メドレー5連覇中だが、この大会は昨年まで瀬戸に3連敗中。「勝手に自分で崩れていた」という萩野は、日本選手権で作った流れをジャパンオープンで乱し、世界選手権など夏のビッグイベントにつなげられていなかった。だからこそ、ここで勝った意味は大きい。
「五輪の年ですからね。甘っちょろい感じではいけないと思いますし、自分でも気合いを入れて、いかなる調子でもそのときの100パーセントを出すことを今回は目標に掲げていたんです。調子は決して良くなかったんですけど、五輪前だし負けて勝手に崩れていくのも嫌ですから、絶対に負けたくないという気持ちを強く持ってやりました」
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