【リアルジャパン】関本、長井との総力戦に勝利し初V 船木とみのるがタッグ結成で光留をKO
膝攻めに合うも逆転で3カウント
関本が長井との激闘を制しレジェンド王座初防衛 【スポーツナビ】
メインイベントは昨年末に船木誠勝を破りベルトを奪取した第9代レジェンド王者・関本大介の初防衛戦。船木と同じUWF系である長井満也を迎え撃った。
分厚い胸板と二の腕から繰り出される関本の逆水平チョップに、長井はエルボーとミドルキックで応戦。そして関本を蹴り倒すと、得意のグラウンドでクロスヒールホールド、膝十字固めと左足への攻めを徹底する。長井の蹴りに対抗してか、ドロップキックも繰り出す関本だが、試合が進むと左足のダメージを隠せない。
そこを逃さず、長井はドラゴンスリーパー、コーナーからのジャンピングニーと攻め立てフォールを狙うが、関本はこれを怪物的タフさを発揮して跳ね返す。
関本の足を粉砕せんとさらに膝十字に力を込めた長井だが、関本は長井の背中にハンマーを振るってこれを崩し、最後は延髄ラリアットから滞空時間を長く取ってのぶっこ抜きジャーマンスープレックス。これで長井に3カウントを聞かせ、初防衛を成し遂げた。
長井は関本に「ありがとう」
ストロングスタイルを標榜するレジェンド王座だが「あまりそういうことは考えず、一生懸命プロレスをやっていきたい」と話す関本 【スポーツナビ】
船木戦に続き、これぞストロングスタイルという戦いで王座を守った関本は試合後、痛めた左足をケアしながら「最後で諦めそうになった」とフィニッシュ前の膝十字でギリギリまで追い込まれていたことを告白。王者としてストロングスタイルを体現していく役割と責任を担うが、「あまりそういうことは考えず、一生懸命プロレスをやっていきたい」と、そのファイトスタイル同様に真っすぐなコメントを返した。
パンクラス出身者による戦い
パンクラスを築き上げてきた船木、みのる、川村がタッグを組んで快勝 【スポーツナビ】
試合は川村とスーパー・タイガーの蹴り合い、張り合いで幕を開けるも、途中から佐藤がパンクラスの大先輩である船木と鈴木に萎縮しまくる展開に。船木には終始及び腰でロープブレイクを連発し、鈴木には意を決してチョップ合戦を挑むも、結局頭突きと胸元へのサッカーボールキックで返り討ちとなる。
船木と鈴木、パンクラス両レジェンドのWアキレス腱固めに川村も腕十字で加わる三重苦で攻められた佐藤は、さらに浴びせ蹴りからハイブリッド・ブラスターという船木の必殺技フルコースを浴びて万事休す。久々のタッグ結成となった船木と鈴木だが、快勝に握手を交わしてリングを後にした。
“力道山3世”力は一歩及ばず、グラン浜田が連覇
“力道山3世”力(左)は残り2人まで残ったが、最後はグラン浜田のうまさに破れた 【スポーツナビ】
これで昨年6月に続きバトルロイヤル連続優勝となった浜田はリングで参加選手たちの胴上げを受けたが、お約束のように最後はマットへ落とされ、手荒い祝福となった。
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