「10といえば宮澤」と言われる存在に 札幌の背番号にまつわるストーリー
特別な存在である「背番号10」
新シーズンはキャプテンに就任。宮澤裕樹は背番号10を背負って7年目を迎える 【(C)J.LEAGUE PHOTOS】
20年――1人の人間が生まれ、成人するまでの年月なわけで、あらためて年月の経る早さを感じるとともに、プロスポーツ不毛の地だと思われていた北海道が、筆者の幼少期とはまったく様相を変えている事実に不思議な感情を覚えてしまう。
そうした折に依頼されたこの「背番号」にまつわる原稿。正直、すぐにテーマは浮かばなかったのだが、若干“クラシカル”な思考を持つ筆者にとって、サッカーにおける背番号といえば、やはり「10」だ。
漫画『キャプテン翼』の主人公である大空翼もそうだし、筆者が多感な時期を過ごした1990年代のスター選手はディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)しかり、ドラガン・ストイコビッチ(旧ユーゴスラビア)しかり、ゲオルゲ・ハジ(ルーマニア)しかり、そのほとんどが当たり前のように背番号10を背負っていた。いや、90年代にさかのぼらずとも「背番号10タイプのプレーヤー」と言えば、どんな選手なのか容易に想像がつく。「背番号10」というのは、やはり特別な存在だ。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ