吉本と羽生が愛着を抱く大きな数字 FC東京の背番号にまつわるストーリー

後藤勝
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吉本が昇格後から背負う背番号29

森重真人(3)のように“エースナンバー”を背負う選手もいれば、吉本一謙(29)のように大きい背番号をつけ続ける選手もいる 【(C)J.LEAGUE PHOTOS】

 ご多分に漏れず、FC東京にも“エースナンバー”と呼ぶべき背番号が存在する。ディフェンスであれば3番をサンドロ、ジャーン、森重真人らがつけ、オフェンスでは9番をツゥットやルーカス、11番をアマラオや阿部吉朗が背負った。

 そんなエースナンバーで名を残す選手がいる一方、大きな数字の背番号を変更せず、代名詞にまで育ててしまう選手も存在する。たとえば吉本一謙がそうだ。2007年にFC東京U−18からトップチームに昇格して初めてつけた29番(※2種登録で帯同していた高校生のときは36番)を、今もそのまま使っている。

「愛着はありますよ、やっぱり。その番号を背負っていままで共にしてきた時間もあるし、あまり気軽に変えようとは思っていないです」
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著者プロフィール

サッカーを中心に取材執筆を継続するフリーライター。FC東京を対象とするWebマガジン「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」 (http://www.targma.jp/wasshoi/)を随時更新。「サッカー入門ちゃんねる」(https://m.youtube.com/channel/UCU_vvltc9pqyllPDXtITL6w)を開設 。著書に小説『エンダーズ・デッドリードライヴ 東京蹴球旅団2029』(カンゼン刊 http://www.kanzen.jp/book/b181705.html)がある。【Twitter】@TokyoWasshoi

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