グランダー「ミノルに誰が強いかを俺が教えてやる」=7.4ゲーオ戦直前インタビュー
7月のK−1で木村“フィリップ”ミノルとのKO決着必至な一戦に臨むマサロ・グランダー 【(C)M-1 Sports Media】
「ノイリ戦は作戦が上手くいった」
ことし4月のK−1では代打出場ながら野杁をKOで下したグランダー 【花田裕次郎】
見ての通り、あのフィニッシュは作戦が上手くいった結果だね。ノイリは決してイージーな相手ではないから、正直、試合中は慎重になってた。ただ、試合中にチャンスの女神が微笑んだら、そのチャンスは掴まなければいけないってことだよ。
――4月大会に続いてK−1への連続参戦が決まりました。オファーを受けた時の心境を聞かせてもらえますか?
俺がファイトする目的はファンのみんなを唸らせること。こうしてK−1から2度目のオファーをもらったわけだから、俺は今回もみんなを唸らせるよ。もちろん最初にオファーを受けた時はめちゃくちゃうれしかったよ。でも直ぐに冷静になって自分のレベルを上げることを考えるようにスイッチを入れた。まだノイリとの試合で俺は100%の力を見せていないから、ミノルは心しておいた方がいいだろうね。
――そして今大会ではグランダー選手が一夜明け会見で対戦をアピールした木村選手と戦うことになりました。木村選手にはどんな印象を持っていますか?
ノイリと同じさ。いい選手だと思うけど特別ではない。俺は対戦相手を過小評価することは決してないけど、かといって過大評価するつもりもない。何が起こるか分からないのが試合だけど、俺はミノルよりも強い選手を倒して来ている。
「試合中に瞬きをしないほうがいい」
「いつも通りKOで勝つさ」と自信満々のグランダー。野杁戦の再現なるか!? 【花田裕次郎】
ああ、彼の試合はいくつか見たよ。だけど別に何もびっくりすることはなかったね。
――グランダー選手の「ミノルはショーマンだ」「ミノルのKOはラッキーパンチだ」という言葉に対して、木村選手は「今の時代、ショーマンの方が儲かる」「ラッキーヒザ蹴りに言われたくないけど、お前にもラッキーを起こしてやる」と発言しています。このコメントを聞いてどう思いますか?
ミノルはまたいろいろと言っているようだが、どこで何を言おうと関係ない。言いたいことがあるならリングで拳で語ればいい。誰が強いかを俺が教えてやる。言うだけなら誰でも出来るからな。
――前回はヒザ蹴りでのTKO勝利でしたが、今回はどんな勝ち方をしたいですか?
いつも通りKOで勝つさ。
――木村選手に勝てばタイトルマッチも見えてくると思います。K−1のタイトルには興味がありますか?
もちろん。俺がこの階級でナンバーワンだってことを見せたいね。
――今大会にはマサロ選手だけでなく、ジョーダン・ピケオー、セルゲイ・アダムチャックとMike’s Gymの選手たちが日本で試合をします。Mike’s Gymの選手たちでどんな試合をしたいですか?
Mike’s Gymの選手たちは常にファンが求める試合をするんだ。7月も俺たち3人で激しい試合と最高のKOを見せてやるよ。
――グランダー選手と木村選手の試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをお願いします。
とにかく試合を見守っていてくれ。そして瞬きはしない方がいい、いいところを見逃すからな。
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