ランナーに便利な「都内近郊お風呂5選」 目的地にして走りたい!

三河賢文

【Getty Images】

“風呂”を目指して走る『風呂RUN』なんていかがでしょうか!? 【三河賢文】

 こんにちは、“走る”フリーライターの三河賢文です。梅雨時期を前に、今シーズンの勝負レースを終えたという方が多いのではないでしょうか。すると今度は、来シーズンに向けて力を蓄える時期になります。他にも、暖かくなったから、「これからランニングを始めよう!」という方も多いはずです。

 多くのランナーは、よくトレーニングで走るお決まりのコースをいくつか持っていることでしょう。自宅が起点だったり、皇居などの周回コースだったり。そんな中、私はよく“風呂”を目指して走る「風呂RUN」を行っています。着替えや財布をバックパックに入れて、LSDトレーニング(長距離をゆっくりと走る練習のこと)やジョグなど。なぜ「風呂RUN」を行っているのか、都内近郊でお勧めの風呂施設と合わせてご紹介しましょう。

風呂RUNのメリット2つ

風呂の後のビールと枝豆は最高……もちろんほどほどに! 【三河賢文】

1)疲労回復にはやっぱりお風呂

 もちろん自宅にも風呂はありますが、いつも同じコースばかりでは飽きてしまいます。そこで目的地を決めて走るのですが、やはり走った後は汗を流したいでしょう。もちろんランステ等を利用する方法はありますが、シャワーで汗は流せても、走った後の疲労までは取り除けません。

 風呂施設には多くの場合、サウナと一緒に水風呂が設置されています。この水風呂は、走った後のアイシングに最適。温かいお風呂と交互に入れば、翌日に疲れを残さないためのケアになるでしょう。また施設によっては、温泉や薬湯などが備わったものも少なくありません。それぞれ疲労回復や筋肉痛改善などをはじめとした効能を持っており、水風呂と同じく走った後に最適なのです。
2)栄養補給もすぐにできる

 スーパー銭湯のような施設なら、そのまま食事を楽しむこともできます。走った後の栄養補給はとても大切。何も用事がなければ、お酒だって飲めるでしょう。疲れて眠ければ、仮眠所で休憩することもできます。朝から走って昼風呂を楽しみ、そのまま買い物して帰る。あるいは仲間と走って、そのまま風呂施設で打ち上げなんていうのもお勧めです。

都内近郊の風呂施設5つ

亀有地域にある『明神の湯』 【三河賢文】

 それでは実際に、いくつか都内近郊の風呂施設をご紹介しましょう。居住地によって施設までの距離はさまざまですから、トレーニング内容等に合わせて選んでみてください。

1)大谷田温泉 明神の湯(東京都/亀有)

 JR常磐線「亀有」駅から、徒歩20分もしくはバス利用。駅からのアクセスは微妙ですが、約3kmで水元公園に到着。広大な敷地を持つ水元公園(東京都葛飾区)は、ランニングに最適なスポットです。みさと公園(埼玉県三郷市)を含めて周回すれば、1周約8kmのコースが取れます。お昼の12:00前に到着すれば、平日・土日祝日を問わず700円で入館できる「朝風呂」コースがあり、この安さも魅力でしょう。

営業時間 10:00〜24:00(最終入館受付23:00)
定休日  第3火曜日(第3火曜日が祝日の場合は翌日休館、設備点検のため年数回の休館あり)
住所   東京都足立区大谷田1−18−1
TEL  03−5613−2683

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著者プロフィール

中学生の頃から陸上競技を始め、大学では十種競技選手として活動。引退後、約7年のブランクを経て2011年6月よりランニングを開始。同年にハーフマラソン、フルマラソン、翌年には100kmのウルトラマラソンやトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)も完走。沖縄本島1周マラソンなどを始め、今では“超長距離”レースにも数多く出場している。また“トウモロコシ”や“アザラシ帽子“をトレードマークに、仮装マラソンも楽しむ。ランニングブログも不定期更新中。趣味と過去の経験を活かし、現在は東京都葛飾区内にある中学校の陸上部にて、外部コーチとして指導も行っている

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