常識を覆す新ランニングシューズ  反発とクッション両立「PUMA IGNITE」

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2月19日より発売

PUMAが「常識を覆す新しいシューズ」として、IGNITEを発表 【スポーツナビDo】

 PUMAは新しいランニングシューズ「PUMA IGNITE(プーマ イグナイト)」を、2月19日より発売する。17日にはPUMAブランドセンター東京で発表会見が開かれた。

 プーマジャパン株式会社の李孝代表取締役社長は、このIGNITEについて「ミッドソールの素材、製法に関して、常識を覆す新しいランニングシューズの開発に成功した」と自信のコメント。これまでPUMAのランニングシューズのミッドソールには「EVA」と呼ばれる素材が長らく使用されてきたが、“反発性”と“クッション性”を高次元で両立するのが難しかったという。つまり、反発性を高めればクッション性が落ち、逆にクッション性を高めれば反発性が落ちる……といった具合だ。

2つの革新的なテクノロジー

ミッドソールにはイグナイトフォーム、フォーエバーフォームという2つの革新的なテクノロジーが採用されている 【スポーツナビDo】

 だが、『世界最速のスポーツブランド』という目標を掲げているPUMAは、反発性とクッション性という一見、相反する2つの性質をどうにかして両立させたいと、EVAに代わる新素材開発を2006年よりスタート。苦難の末に誕生したのが、『IGNITE foam(イグナイトフォーム)』と呼ばれる新しいミッドソールだ。

 これは特殊なポリウレタン素材が採用されており、圧倒的な反発性、快適なクッション性、そして高い耐久性が実現。反発性は従来のシューズよりも30%アップ、反発性のスピードは40%以上もアップしたという。
 さらに、IGNITEを支えるもう1つのテクノロジーが、『ForEver foam(フォーエバーフォーム)』と呼ばれる、自動車のサスペンションパーツとして開発された基礎技術を応用した新フォームだ。これをかかと部分に内臓することで、着地時のぶれを抑え、ソフトな着地感を導き、安定した走りをサポート。剛性と耐久性にも優れている上、温度変化にも強いので、真夏でも真冬でも安心して走ることができるというわけだ。

 フルマラソン完走を目指すエントリー層から、4時間〜5時間台のランナーに向けたモデルとなるIGNITEは、男女用それぞれ4色展開され、価格も1万2,000円(税別)と比較的手ごろな値段。PUMAは今後、このIGNITEをメインのプラットフォームとし、様々なシリーズ拡大を考えているという。

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