歪み解消と同時に腹筋ストレッチ テニスボール・エクササイズ(10)

スポーツナビDo

【スポーツナビDo】

いよいよ最終回です

 テニスボール(硬式)とヨガのポーズを組み合わせた新感覚のお手軽エクササイズ。前回は、股関節周りを刺激して骨盤を調整し、冷え・むくみなどを撃退するペルビックリリースを紹介しました。

 最終回となる今回は、前回に引き続き股関節周りを刺激して歪みを解消しながら、同時にお腹も引き締める「アップドッグ(弓)のポーズ」を紹介します。使用するテニスボールは2個。引き続きレクチャーしていただくのは、美人ヨガインストラクターのやすよさんです。

アップドッグ(弓)で強度の腹筋ストレッチ

【写真1】テニスボールで刺激する鼠蹊部(そけいぶ)はココ! 【スポーツナビDo】

 では、さっそく実践! 前回同様に、テニスボールで刺激する部分は鼠蹊部(そけいぶ)。【写真1】の箇所となります。

【写真2】鼠蹊部にボールを置き、うつ伏せに 【スポーツナビDo】

 この鼠蹊部にボールを置いてうつ伏せになり【写真2】、ボールを押しつぶすようにゆっくりと力を入れてください。これにより、リンパが多く集まる鼠蹊部および、股関節周りを刺激して歪みを取っていきます。

【写真3】テニスボールで鼠蹊部を刺激しつつ「アップドッグ(弓)のポーズ」 【スポーツナビDo】

 そして、そのまま【写真3】のように、上体をグイッと上げる「アップドッグ(弓)のポーズ」。
「こうすることで、股関節とお腹の前側がしっかりと伸びます。これは強度の強い腹筋ストレッチになりますし、また胸をしっかり開くこともできます」と、やすよさん。
 前回は主に股関節周りにフォーカスしたエクササイズでしたが、今回の腹筋ストレッチを加えることで、体全体をしっかりと引き締めるエクササイズとなりました。前回と今回のエクササイズを組み合わせて行えば、上半身、下半身とより全身への効果が高まるでしょう。

自分に合ったエクササイズをぜひ!

 さて、10回に渡って紹介してきたテニスボール・エクササイズもひとまず終了。100円ショップでも簡単に手に入るテニスボール1個、もしくは2個で誰でもお手軽にできるのが何と言っても魅力です。姿勢や骨盤矯正、部分痩せしたい!というアナタ、第1回〜第10回の中から自分に合ったエクササイズをぜひ、お試しあれ!

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

後藤康予(ごとう・やすよ)

1985年生まれ、山形県出身。学生時代は短距離走やハードル、駅伝の選手として活躍。
自身のダイエット体験などボディーバランスを整えるためのトレーニングメソッドを勉強しながら、ヨガの指導者ライセンスを取得。ヨガを続けることで、身体に負担の少ない、自然な体型の変化や気持ちのリセットが出来る指導で人気。サイパン、バリ、タイなどでもヨガレッスンの経験有。社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定ヨガインストラクター、全国商業協会主催全商簿記実務検定1級、全国美容師国家資格。

取材協力 コアフォレスト

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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