二の腕ほっそりのツボは脇にあり! テニスボール・エクササイズ(7)

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脇の境目にあるリンパ節をほぐそう!

 テニスボール(硬式)とヨガのポーズを組み合わせた新感覚のお手軽エクササイズ。前回は、お尻をほぐしながら股関節を柔らかくする「合せきのポーズ」を紹介しました。

 今回紹介するのは、脇のリンパ節をほぐしながら足、腰背部を鍛える「バッタのポーズ」。使用するテニスボールは2個。引き続きレクチャーしていただくのは、美人ヨガインストラクターのやすよさんです。

老廃物が溜まるのを防ぐために

【写真1】テニスボールを当てる部分はココ! 【スポーツナビDo】

 では、さっそく実践! まずはテニスボールで刺激する部分ですが、【写真1】の脇の境目になります。分かりましたか? 刺激する場所を確認できたら、うつ伏せになり、両脇の【写真1】の部分にテニスボールを置きましょう。うつ伏せになった体勢が【写真2】となります。

【写真2】ボールを脇と地面で挟むようにうつ伏せに 【スポーツナビDo】

【写真3】両腕を広げて動かしながら、テニスボールをゴロゴロと転がして刺激を与えよう 【スポーツナビDo】

 そして【写真3】のように腕を広げ、ボールをゴロゴロと転がしながら両手を下から円を描くように頭上まで動かしてしていきましょう。こうして両腕を動かしたり、手首から手のひらを天井に向けたり地面に向けて動かすことで、脇を通るリンパ節がテニスボールによって刺激されるのです。
「これが超気持ちいいんです! 脇の部分のリンパ節は大きいので、ここを刺激してほぐすことで二の腕が引き締まる効果があります。逆にこの部分のリンパ節の流れが悪いと、老廃物が溜まりやすくなって、二の腕が太くなったり、たるんだりしてしまうんです」とやすよさん。

同時に腰・背中と背面全体も鍛えよう

【写真4】バッタのポーズでお尻や太腿の裏、背中など背面全体を鍛える効果をプラス 【スポーツナビDo】

 これにプラスして、脇をテニスボールで刺激しながら、【写真4】のように両足を上へと持ち上げる「バッタのポーズ」。ゆっくり呼吸をしながら、5カウントを目安に姿勢をキープしてください。これにより、お尻や太腿の裏が鍛えられ、更に、腰・背中と背面全体も鍛える効果も得られます。
 個人的な話なのですが、最近どういうわけか、ちょうどこのエクササイズで刺激する脇の境目の部分がよく吊るんです。「それはやっぱり、凝っているからだと思います。さっそくやってみましょう!」と、やすよさんに促されて同じポーズをしてみると、これがまあ良く効きます! どんだけリンパや血液の流れが悪かったんだと思うくらい、イタ気持ちいい。さらに人生2度のギックリ腰歴を持つ僕としては、バッタのポーズで腰背部が鍛えられるのもポイント高し。

 と言うわけで、二の腕を引き締めたい人、僕のように脇から肩回りがなんとなく疲れている方は、ぜひお試しあれ。

 次回は、首をほぐしながら疲れ目と顎関節をスッキリ、さらに腰周りを鍛える「メトロノームのポーズ」を紹介します。お楽しみに!

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

後藤康予(ごとう・やすよ)

1985年生まれ、山形県出身。学生時代は短距離走やハードル、駅伝の選手として活躍。
自身のダイエット体験などボディーバランスを整えるためのトレーニングメソッドを勉強しながら、ヨガの指導者ライセンスを取得。ヨガを続けることで、身体に負担の少ない、自然な体型の変化や気持ちのリセットが出来る指導で人気。サイパン、バリ、タイなどでもヨガレッスンの経験有。社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定ヨガインストラクター、全国商業協会主催全商簿記実務検定1級、全国美容師国家資格。

取材協力 コアフォレスト

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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