お尻・股関節をほぐして下半身美人 テニスボール・エクササイズ(6)

スポーツナビDo

【スポーツナビDo】

今回からテニスボールを2つ使用

 テニスボール(硬式)とヨガのポーズを組み合わせた新感覚のお手軽エクササイズ。前回は、お尻の横をほぐしながら、脇腹を引き締める「三角のポーズ」を紹介しました。

 第6回目からは、テニスボールを2つ使用します。そして、今回紹介するのは、お尻をほぐしながら股関節を柔らかくする「合(がっ)せきのポーズ」。引き続きレクチャーしていただくのは、美人ヨガインストラクターのやすよさんです。

お尻ゴロゴロでシェイプアップ!

【写真1】仰向けになって両ヒザを立て、テニスボールはお尻の下に 【スポーツナビDo】

 では、さっそく実践! 【写真1】のように仰向けになって両ヒザを立て、テニスボールに左右のお尻のふくらみを乗せ、体を前後に動かすことでゴロゴロと転がします。拡大したのが【写真2】です。

【写真2】体を前後に動かしてゴロゴロ、お尻のこっている部分を特に入念に 【スポーツナビDo】

【写真3】両ヒザを左右に開いて「合せきのポーズ」 【スポーツナビDo】

 さらに、ゆっくりと円を描くようにも転がしていきましょう。「特に筋肉が硬くなって痛い部分では軽く圧を掛けて、お尻のコリをほぐします。テレビを見ながらでもできるエクササイズです」とやすよさん。しっかりとコリをほぐすことで、ヒップアップ効果が期待できちゃうそうです!

 そして、ちょっと痛いなぁと思う部分でボールを止めて、【写真3】のように両足を左右に開きましょう。このとき、両足の裏同士をくっつけるのを忘れずに。これが「合せきのポーズ」です。
 ゆっくり呼吸をしながら、5カウントを目安に姿勢をキープしてください。これにより股関節を柔軟にする効果が得られます。また、頭の上から真上に引っ張られることを意識することで、お腹と背中の引き締め効果もプラスされます。

柔軟な股関節はいいこと尽くめ

 普段、あまり意識しないかもしれませんが、股関節というのは非常に大事な体の“運動器=関節”です。股関節を柔らかくすることで歩行が楽になるのはもちろん、血流が良くなり代謝もアップ。そして、骨盤の歪みも解消されることで姿勢も良くなるなど、いいこと尽くめ。
 また、今回紹介したテニスボール・エクササイズではお尻のコリをほぐしてヒップアップ効果も高まるので、一躍“下半身美人”が目指せるというわけですね! と言うわけで特に女性のみなさん、ぜひお試しあれ。

 次回は、脇のリンパ節をほぐしながら足、腰背部を鍛える「バッタのポーズ」を紹介します。お楽しみに!

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

後藤康予(ごとう・やすよ)

1985年生まれ、山形県出身。学生時代は短距離走やハードル、駅伝の選手として活躍。
自身のダイエット体験などボディーバランスを整えるためのトレーニングメソッドを勉強しながら、ヨガの指導者ライセンスを取得。ヨガを続けることで、身体に負担の少ない、自然な体型の変化や気持ちのリセットが出来る指導で人気。サイパン、バリ、タイなどでもヨガレッスンの経験有。社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定ヨガインストラクター、全国商業協会主催全商簿記実務検定1級、全国美容師国家資格。

取材協力 コアフォレスト

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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