同点弾誘発の久保、レアル・ソシエダはマンチェスター・Uと引き分ける
第2戦ではマンチェスターでの勝利を狙う
一方のラ・レアルも今季はなかなか浮上のきっかけを掴むことができず、中位に留まっている。ホーム&アウェイで行われる決勝トーナメントでビルバオで開催される決勝戦を目指すラ・レアルだが、招集メンバーに含まれていたスビメンディが直前で欠場となりトゥリエンテスが代役に抜擢された。週末のバルセロナ戦を累積警告により欠場した久保はオヤルサバル、バレネチェアと共に最前線を形成し、先発復帰を果たした。
後方から繋いで攻撃の組み立てを試みるラ・レアルだが、フィジカル面で上回るマンチェスター・Uの激しいタックルを前にリズムを見出せない序盤。久保はサイドと中央でのドリブルを使い分け攻撃の起点となるが、複数のDFによるゴール前の壁を崩すまでには至らない。37分にはマンチェスター・Uによる波状攻撃を受けるが全員守備で守り切るラ・レアル。失点こそ許さないが、枠内シュートを打つに至らず、前半をスコアレスで終えた。
67分、久保のCKの際にアゲルドと競り合うマンチェスター・U主将ブルーノ・フェルナンデスにハンドがあったとしてVAR確認後PKが与えられることとなった。蹴るのはもちろんオヤルサバル。冷静にGKオナナの逆をつき、試合を振り出しの戻した。この得点により息を吹き返すラ・レアルは、GKオナナにスーパセーブされたブライス・メンデスのミドルシュート、久保に代わって出場したベッカーはアーリークロスからオスカルソンの好機を演出する。
勝利への執念を見せるラ・レアルは終盤にオスカルソンがシュートを放つがGKオナナにセーブされてしまい、スコアボードは1−1のままレアレ・アレナにホイッスルの音が響いた。1週間後、ベスト8進出をかけ敵地オールド・トラフォードへと乗り込む。次戦は9日、ホームでセビージャとのリーグ戦に臨む。
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