和太鼓ドン!で発散エクササイズ 脳も活性化、日本の伝統は奥が深い
【スポーツナビDo】
和太鼓ってエクササイズになるの?
そんな残暑と疲れをスカッ!と吹き飛ばすエクササイズを見つけました。それは……ドン! 和太鼓です!!
和太鼓ってエクササイズになるの? そんな疑問を抱えながら向かった先は東京・渋谷の外苑前駅から徒歩4分にある世界最大級の和太鼓スクール「TAIKO−LAB(タイコラボ)青山」。
スクールの外観、内装ともにまず思ったのは、すごくオシャレなのである。もっと“和”なイメージなのかと思ったら、第1回「フィールサイクル」、第2回「リアルフィット」といった最先端トレーニングジムに負けず劣らずのスタイリッシュさ。ここなら変な敷居の高さは感じないし、気軽に入っていくことができそう。そしてレッスンを行うスタジオに入ってみると、大小さまざまな和太鼓がズラリ。今からここで、普段は触れる機会がない太鼓を打つことができるのかと思うと、それだけで高揚感が上がってくるというものだ。
力を抜いて打つ、これが原則
まずはバチの持ち方、構え方などからスタート 【スポーツナビDo】
さあ、さっそく太鼓を打ちましょう!……と、その前に何事にも準備体操は大事。後で詳しく説明しますが、和太鼓を打つという動作は、実は全身運動なのです。つい先日、スポーツナビ編集部員がテニスをしている最中にアキレス腱を切るという重傷を負ったこともあり、特にアキレス腱を入念にストレッチ。その後、いよいよバチをもって和太鼓をドコドコドコ……と、星崎先生の合図があるまで連続で打っていきます。
体の力を抜いて打つのがポイント 【スポーツナビDo】
では、どう打つかと言うと「体の力を抜いて打つ」というのが原則。バチの先端を前にして両手を上に上げ、ヒジからガクンと落ちるように力を抜いて打つ。これができたら、次はリズムに合わせて太鼓を打つ番だ。
リズムに合わせて“楽しく”縦ノリ
あやめさんの表情からも自然と笑顔が出てくるように 【スポーツナビDo】
大きな声も出てくるようになり、みんな楽しそうに和太鼓を打っている 【スポーツナビDo】
「和太鼓と言いますと、腕だけを回すイメージがあると思いますが、そうではなくて体の中心部分を感じながら太鼓を打ってほしいんです。もっと言えば、体のもっと内側の筋肉の部分。丹田とかコアと言われている体の中心部分から動いていくイメージです。そうすることで体に負担をかけずに全身を動かす運動になりますし、汗もたくさんかいて、代謝を良くする効果も出てきます」(星崎先生)
そして、体を上下にと言ってもマジメにスクワットをするのではなく、リズムに合わせて“楽しく”縦ノリするのが、なんだかんだで一番大事なこと。だってエクササイズである前に、楽器を打ってるんですから、やっぱり音楽は楽しくないと! お、ゆうたさん、あやめさんも物すごく楽しそうに打っている。