チップスだって食べてOK? 米国生まれのヘルシーで美味しいスナック
【Getty Images】
ポテトではなく、ビーツやケール、ズッキーニのチップス
(左から)Alive & Radiant社のケール・クランチ、The Better Chipのビーツチップス、Just Pure Foodsのズッキーニチップス 【猿渡由紀】
オークランドのAlive & Radiant社のケール・クランチは、オーガニックのケールを揚げずに乾かし、フレーバーをつけたもの。フレーバーは何種類もあるが、写真の“スパイシー・スーパーフード”は、カシューナッツ、スピルリナ、カイエンペッパー、ターメリックなどで味付けしてある。適度な歯ごたえもあって美味しいが、いわゆるチップスの形ではなく、ピースが小さいので、食べ応えは少ない。
L.A.郊外のコマースにあるJust Pure Foodsもケールチップスを作るが、ここはほかにズッキーニやトマト、オニオンのチップスも展開する。ペストソース味のズッキーニ、チョコレート味のケールなど、フレーバーは豊か。素材はすべてオーガニックで、グルテン抜き、ビーガン(完全菜食主義者)仕様だ。
L.A.の会社The Better Chipは、もっとチップスらしいチップスを作る。基本的にコーンチップスにビーツやほうれん草を混ぜて作ったもので、ビーツそのものをチップスにしたわけではないが、その分、スナックとしての満足度はある。しかし、グルテン抜きで遺伝子操作をしていない原材料を使い、塩もシーソルトを選ぶなど、ヘルスコンシャスを納得させる要素も十分だ。
ヘルシースナックの代表バナナをもう一歩進化
サンタモニカ生まれのBarnana 【猿渡由紀】
フレーバーは、オリジナル、チョコレート、ココナッツ、ピーナッツバターの4種類。バナナのスナックといえばもちろんバナナチップスがあるが、バナナチップスは揚げているのでカロリーが高い。栄養素やお腹の満足度といった面でも、こちらが断然に上回る。
ギリシャヨーグルトの次はアイスランドヨーグルト
北カリフォルニア生まれのSmariのヨーグルト。フレーバーは、ピュア(プレーン、)バニラ、ストロベリー、ブルーベリーの4種類 【猿渡由紀】
ノンファットで、カロリーは1個(6オンス=170g)あたり100〜140カロリー。タンパク質は普通のヨーグルトより15〜20%、カルシウムは15〜18%多いという。ギリシャヨーグルトも濃くてコクがあるが、Smariはそれ以上。かなり凝縮された感じで、最初はやや驚くが、すぐに病みつきになる。フレーバーは、ピュア(プレーン、)バニラ、ストロベリー、ブルーベリーの4種類。
たとえばケール・クランチは2.2オンス(62g)で$5.99(約610円)。それより小さい1.5オンス(42.5g)のJust Pure Foodsのズッキーニ・チップスは$6.99(約712円)。Smariのヨーグルトも1個$2.49(約254円)で、普通のヨーグルトの倍以上だ。しかし、体内に入れる食べ物は、健康やフィットネスに影響を与える重要な要素。健康で楽しい毎日を送り続けるための投資と思えば、惜しくない。
※1ドル=101.9円で計算(6月25日現在)
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