四角友里からつながる“山トモの輪”…今オススメの山歩き&グッズもご紹介!
【スポーツナビDo】
「YURI’s Cafe Talk」第1回スタート!
四角さんを目の前に、キラキラと目を輝かせる参加者のみなさん。その一方で、山の世界はほぼ初心者……ましてや本サイトに連載をいただいているとは言え、四角さんのイベント初体験の筆者。ちょっとフワフワした気持ちでひとまずパシャパシャ写真を撮り始めるとトークがスタートしました。
ゲストは“山の親友”鈴木ともこさん
ゲストは漫画家として活躍する鈴木ともこさん(左)。山好きが高じ、東京から長野県の松本市に引っ越したそう 【スポーツナビDo】
お2人が知り合ったきっかけは、四角さんが登場していた、ある冊子のアウトドア特集。それまで山登りを楽しんではいたものの、ウェアには満足していなかった鈴木さんは、四角さんがウェアやグッズのコーディネートをしたページを見て、衝撃を受けたと振り返ります。
「ページには、すごく楽しそうに都内の公園でピクニックをしている女性たちが写っていました。使っているウェアや小物が今まで知らなかったものばかり。かわいらしさもあって機能性にも富んでいて、とても工夫されている。何よりも楽しそうなところに一目ぼれしちゃいました。当時はもちろん、山スカートなんて言葉も知りませんでした」(鈴木さん)
そこからは山はもちろん“四角ワールド”にもう夢中! コーディネートをマネたり、情報をくまなくチェックしたりとするうちに、四角さんのトークイベント参加をきっかけに連絡を取り合うように。その後、山歩きにも一緒に行くようになり、今では仕事も含めて“信頼する相方”になったそうです。
持っておくと便利な「レインスカート」
「登山靴を履いたままレインパンツを着用するという動作が体力を消耗するので、小雨くらいだとレインスカートをさっと羽織ります。これを持っていくことで敷物として使えたり、とっさのレインカバーにもポンチョにもなりますし」
便利そうだなぁ。四角さんの優しくホンワカな語り口調で説明してもらうと、なんだか素直に耳に入ってくるから不思議です。
でも、説明が耳に入るのも、フィールドでの実体験に基づく根拠があるからこそ。「今ある限られた体力を生かして、どう山に楽しく登るかを考える」というアプローチのもと、今回話題に出たレインスカートも「いろんな使い方があるので、100グラム以上の使い勝手があります」とグッズの重さまで説明してくれました。
オススメの山&ナイトハイク体験!
鈴木さん(左)の山歩きメモを覗く四角さん 【スポーツナビDo】
少し変わった楽しみ方ではナイトハイク(夜の山歩き)の提案も。
「陣馬山(東京都〜神奈川県)の茶屋のご主人に聞いたんですが、7〜9月の満月の日に高尾山に向かってナイトハイクをすると、東京の夜景の上に満月を見ながら歩けるよ、という話を聞きました。歩いたことのある高尾山でもそういう楽しみ方もあるなと。装備をきちんとした上で、練習を兼ねて歩いてみるのもオススメです」
おお、それは素敵ですね〜。
さらに、家族や友人を“山トモ”にしたい参加者へのアドバイスも。
「常日ごろから山トークを挟み込み、興味を持ってもらう(笑)。あと私は『○○山に行こう』と話すんじゃなくて、山でやりたいことを聞いてみます。コーヒーを飲みたいとか、ご飯を食べたいとか、山の名前だけじゃなくて、山での自分の状態をイメージできることを話してみては」(四角さん)
確かにそれ、ココロ惹かれます! 山歩きをほとんどしたことのない立場で聞いていましたが、山で美味しい空気を吸うとか、ナイトハイクみたいにその時、そこでしか見られない貴重な景色が見られる……なんて言われると、イメージがホワ〜ンと湧いてきますね。
イベントをきっかけに 広がる“山トモ”の輪
以前のトークイベントで会ったというお2人。四角さんサイン入りの雑誌『PEAKS』を前に笑顔 【スポーツナビDo】
なお、すっかり“お友達”と思い込んでいたお2人は、以前にこのトークイベントで顔を合わせ、この日たまたま再会したとのこと。取材のため「お話をうかがってもいいですか〜?」と声を掛けたところ、「いいですよ! ココに座って、座って!」と明るく楽しいテンションで、息もピッタリ。長野、東京と住む場所は違いますが、「山も一緒に行けたらいいですね」と話も盛り上がり、絶対に楽しい“山トモ”になるだろうなぁと想像しちゃいました。
第2回は6月21日、第3回は7月12日に、今回と同じハーベステラス品川店で開催予定。四角さんファンの方ももちろんですが、山歩き&“四角ワールド”未体験の山ガール、山ボーイこそ、この空気感を味わいにいってみてはいかがでしょ!
(取材・文:小川麻由子/スポーツナビ)
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