【スノーボード】FISアジアカップ1戦目「COWDAY SLOPE」男子は木村、女子は石本が優勝を飾る!

チーム・協会
 FIS公認スノーボード アジアカップ1戦目は3月1日、長野県にある白馬47にて「COWDAY SLOPE 2025」決勝が開催されました。晴天に恵まれ暖かい状況下で、男子は木村 葵来、女子は石本 鈴花が優勝しました。

中央) 優勝した木村 葵来。左)2位 木村 悠斗 右)3位 渡邉 大睦 【COWDAY実行委員会】

 男子決勝は前日の予選を勝ち上がった10名で争われました。2本の試技から得点の高い方が採用されるベストラン方式で行われ、木村 葵来は上から下まで高得点の技決め続け、92.80ポイントを獲得。今大会唯一の90ポイント台を叩き出し、1位でフィニッシュしました。2位は木村 悠斗。ジャンプセクションでは完璧なCAB1440(4回転)-SWB1260(3回転半)を成功させ、85.60ポイントで2位を獲得。兄弟でのワンツーフィニッシュとなりました。3位を獲得したのは渡邉 大睦。CAB1440(4回転)-SWB1260(3回転半)を成功させるも僅か0.20ポイント足りず、3位でフィニッシュとなりました。日本での大会でありながら世界レベルのトリックが連発するレベルの高い大会となりました。

優勝した木村 葵来の2本目の演技内容
1stセクション:BS270オン270オフ
2ndセクション:SWB1620(4回転半)ウェドル
3rdセクション:BS1260(3回転半)メラン
4thセクション:CAB270オン630オフ
5thセクション:FS270オン
合計92.80ポイント

中央) 優勝した石本 鈴花 左)2位 小谷 結衣 右)3位 森井 姫明麗 【COWDAY実行委員会】

 女子決勝は前日の予選を勝ち上がった6名で争われ、石本 鈴花が1本75.20ポイントの高得点を獲得し、そのまま得点を抜かされる事なく1位で終えました。2位は 小谷 結衣。ジャンプセクションにおいてBS720(2回転)-FS720(2回転)を決め、55.60ポイントで2位を獲得しました。3位を獲得したのは森井 姫明麗。2本目にジブセクションにてミスがあり、思うように得点を伸ばせず40.60ポイントで3位を確定させました。

優勝した石本 鈴花の1本目の演技内容
1stセクション:BSテールスライド270オフ
2ndセクション:BS720(2回転)メラン
3rdセクション:FS720(2回転)ウェドル
4thセクション:50-50 FS360オフ
5thセクション:FSテールブラント270オフ
合計75.20ポイント
男子優勝した木村 葵来選手のコメント
「めっちゃ嬉しいです。(1本目失敗に終わって)子供たちに負けると思って焦ったんですけど、親にとりあえず楽しんでって言ってもらえて落ち着けました。2本目スタート前に練習してなかった1620(4回転半)にトライすることを決めたのですが、無事に成功させれてました。怪我もあって心配と焦りもあったんですけど、ここで優勝できてよかったです!」


女子優勝した石本 鈴花選手のコメント
「天気も良くてパークも滑りやすい中で、自分の決めた技をやり切ることができて嬉しかったです。これからの大会も自分のベストを尽くして、自分の攻めたランを見せていきたいので、応援よろしくお願いします!」


男子最終リザルト
1位 木村 葵来
2位 木村 悠斗
3位 渡邉 大睦

女子最終リザルト
1位 石本 鈴花
2位 小谷 結衣
3位 森井 姫明麗
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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