山下夏鈴がスピードクイーンで水神祭 現役プロリーガー岩清水梓選手が女子レーサーに迫る
ドリーム戦は浜田亜理沙が1コースから逃げ切り勝利。「前検はあまり感触がよくなかったんですが、それでもそのまま乗ってみたところ体感が上がっていました。乗りやすさがあり不安なくレースできる感じです。この方向性で行こうと思っています」と語っている。
また、ドリーム戦2着にはA2級の上田紗奈が入った。昨年8月の福岡レディースチャンピオン以来2回目のG1レースで初めての記念ドリームメンバーとなったが、センター勢の攻勢を封じる見事なターンを披露。スピードとテクニックを融合させたフレッシュな戦いを演じていた。
フレッシュという点でいえば、今大会にはG1初出場者が6名いる。以下のとおりだ。(カッコは初日の結果と2日目の参戦レース)
渡邉真奈美 初日/6着・6着 2日目/3R2号艇
戸敷 晃美 初日/4着・転覆 2日目/9R2号艇
山下 夏鈴 初日/1着(3コースまくり) 2日目/4R5号艇
山口真喜子 初日/5着 2日目/7R1号艇
武井莉里佳 初日/3着・2着 2日目/7R5号艇
神里 琴音 初日/6着 2日目/6R2号艇
レース後、こう語ったのは初戦6Rで3コースから豪快にまくりを決め、G1初1着の水神祭で祝福された山下夏鈴(三重出身・三重支部27歳)【写真2枚】。
「調整した反応が出ています。これからも攻めるレースを見せます!」と、ファンに力強くアピールしている。2日目は早めの4R5枠で登場する。注目したい。
2011年のFIFA女子ワールドカップでは、なでしこジャパンのディフェンダーとして優勝に貢献した正真正銘のアスリートである。
以降、出産や子育てをしながら、またケガとの戦いに屈することなく奮闘。今なお「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」の現役プレーヤーである。
なお、チームは現在「2024-25 SOMPO WEリーグ」の首位を走っているが、リーグ自体が11月から2月までインターバル期間に入っていることもあり出演が実現。これほど関心を集める解説はないだろう。
「継続は力なり」を座右の銘とする岩清水梓選手がどんな切り口でボートレースを見るのか…、午後2時からの配信をぜひチェックしたい。
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