【BOATRACE】変身にチャレンジする大澤普司と宇佐見淳が江戸川準優12Rで対決!

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 ボートレース江戸川では17日に「第23回日本モーターボート選手会会長賞」の予選4日目が開催された。この日は南、北と風向きがころころと変わる難しい気象条件。北からの向かい風と上げ潮がぶつかり出した11R以降は残念ながら中止打ち切りとなった。18日の準優2個レースへは、4日目10Rまでの得点率ベスト12が進出する。

 得点率トップとなったのは群馬のベテラン大澤普司(群馬出身・群馬支部50歳)【冒頭の写真】。今節は「いつもどおりにプロペラ調整をしたら、いつもなりの足にしかならないから、プロペラを試してやってみている。新プロペラ(前操者が転覆で今節1走目から)のハラが深い形を生かして、グリップがくる江戸川向きの面白い足になってきている。モーター自体も良さそうではあるけどね」と、調整の引き出しを増やすべくチャレンジしたプロペラの形がヒット。舟足は万全でレースぶりも切れている。大澤は準優12Rの1枠に陣取るが、ここはなかなかの強敵たちがそろった。

<江戸川 5日目12R 準優勝戦>
1枠 大澤 普司 (群馬・群馬)
2枠 小坂 尚哉 (大阪・兵庫)
3枠 三嶌 誠司 (香川・香川)
4枠 宇佐見 淳 (愛知・愛知)
5枠 佐藤 大佑 (千葉・東京)
6枠 廣瀬 真也 (神奈川・東京)
※()内は出身・支部の順

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 中でも注目は4枠の宇佐見淳(愛知出身・愛知支部43歳)【写真上】。「4日目が一番31号機の力を引き出せた」と快速機のパワーを発揮しだしている。ちなみにその宇佐見、前期は期の後半にF2を切ってしまい、期末のA1級勝負駆けにも失敗してしまうという無念の経緯があった。休みに入った直後は自暴自棄になったこともあったようだが、すぐに方向転換。「その休みの間に自分のレース、調整を見つめ直すことができた。今期は今までの自分のやり方を捨てて、新しいやり方と気持ちでレースに挑んでいる。無駄な休みではなかった」と前向きに話していた。その成果もあって、今期はここまで勝率7点台にも迫る勢い。今節も機調整はばっちり。“ニュー宇佐見”の4カド戦は特注だ。

 一方、先に行われる準優11Rは下記のメンバー。

<江戸川 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 白井 友晴 (埼玉・埼玉)
2枠 大野 芳顕 (福岡・福岡)
3枠 山田 晃大 (滋賀・滋賀)
4枠 藤井 公人 (福岡・福岡)
5枠 松尾  拓 (三重・三重)
6枠 鈴谷 一平 (兵庫・兵庫)

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 1枠には出足とターン足を仕上げている白井友晴が陣取る。ただ、今節はスタートの決まりがひと息だけに仕掛けへの集中が鍵となる。穴党が狙って面白そうなのは6枠の鈴谷一平(兵庫出身・兵庫支部30歳)【写真上】か。「伸びには2日目後半から雰囲気が出てきている。その分出足は重いけど、伸びを生かして戦いたい」という機力状況だ。スピードも豊富な鈴谷だけに、大外からでも大胆なカマシ戦は白井の脅威となりそうだ。
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