久保は途中出場、レアル・ソシエダはエスパニョールに2−1で勝利
4試合ぶりの勝利で大きく順位を上げる
3日に1試合のペースでの連戦が続くラ・レアル、イマノル監督は木曜日の国王杯準々決勝オサスナ戦から6選手を替えてこの試合に臨んだ。ホームでの勝利に飢えるレアレ・アレナが熱狂に包まれるまで時間は掛からなかった。久保に代わって右サイドで先発したベッカーがスチッチのクロスから抑えの効いたシュートでネットを揺らす。電光石火の一撃で30歳の誕生日を自らのゴールで祝う。
出鼻を挫かれたエスパニョールは主将でエースのFWハビ・プアドを中心にカウンターから得点を目指すがアリツ・エルストンド率いるラ・レアル守備陣が攻撃をシャットアウト。攻めては調子の良さを見せるスチッチがゲームメイクだけでなく自らエリアへと侵入しゴールを狙うが、エスパニョールGKジョアン・ガルシアが右足一本でセーブする。38分にはセルヒオ・ゴメスがエリア内で肘打ちを受け倒れるがファウルは見逃された。
76分には久保、その4分後にはブライス・メンデスも出場し攻撃はさらに厚みを増していき、ついに待望の追加点を奪う。CBでありながら左サイドを駆け上がりタッチラインからクロスを送ったアゲルド。このパスにオラサガスティが触り、ゴーリ前に残ったボールをブライスがチップキックで得点。苦しんだ末の勝ち越し点に揺れるレアレ・アレナ。試合終了までの時間、試合をコントロールしたラ・レアルがラ・リーガで4試合ぶりの勝利を取り戻した。
暫定順位を7位としたラ・レアルは次戦13日にELプレイオフでミッティランとのアウェイ戦に臨む。また、水曜日には国王杯準決勝組み合わせ抽選会が行われ対戦相手が決定する。
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