【コベルコ神戸スティーラーズ/NTTリーグワン2024-25第6節に向けて】 交流戦の初戦はペレナラ加入のBR東京戦 ホストゲームで連勝し勢いに乗る

チーム・協会

前節からFBで出場する山下(楽)選手。大学時代は『15番』を背負うも、神戸Sではトップリーグ時代の2016-2017シーズンまで遡る。久しぶりにFBで出場し、「ボールタッチの回数も増えますし楽しいですね。両WTBが一番生きる形でボールを渡したい」と気合いを込める。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

カンファレンス内同士の1度目の対戦が終了し、現在、神戸スティーラーズは、2勝3敗勝ち点12で6位。前節は震災から30年を迎え、地元神戸で行われる特別な戦いとなり、そこで今季最多得点の50点を奪って浦安D-Rocksに勝利した。バイウィークを挟み、今節から交流戦がスタートする。迎え撃つのは、NZ代表89キャップを誇るSHペレナラの加入で耳目を集めるブラックラムズ東京だ。初戦は三重ホンダヒートに逆転負けも、第2節ではリーグワン3年連続プレーオフ進出の東京サンゴリアスを相手に20年ぶりという金星をあげた。その後は埼玉ワイルドナイツ、トヨタヴェルブリッツ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと強豪との対戦に苦杯を喫し、1勝4敗で11位に沈むが、いずれの試合もチームの土台となるフィジカルの高さはしっかりと見せつけている。神戸Sはそこで怯むことなく自分たちの役割を精度高くやり切り、相手に思うようなラグビーをさせないことが求められる。今節も勝利し、連勝と勢いに乗りたい。(取材日:2025年1月30日)

昨年日本代表に招集され、練習や試合を通じて高いプレッシャーがかかる中でプレーし、今季は昨季よりも余裕を持ってプレーができるようになっているという。今季もしっかりチームでアピールし、日本代表入りを狙う。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

HO松岡 賢太
「開幕戦で途中出場した時に怪我をしてしまい、復帰までには10日間ほどかかりました。その後、第4節で途中出場し、前節で今季初めてスタートから出場しセットプレーの安定に貢献でき、自分の仕事を全うできたことは良かったです。今節もセットプレーの安定はもちろん、ブレイクダウンで体を激しく当ててファイトしたいと思います。相手はディフェンスが固く、我慢強くプレーしてくるチームです。神戸Sはそこに対しミスなくフェイズを重ねていきトライを取り切る。我慢比べのような試合が予想されますが、攻守で相手よりも我慢強くプレーし、最終的に相手よりもスコアを上回れるようにしたいと思います」

前節は再三にわたり、ディフェンス突破を見せて3トライをマークする大活躍。トライ数ではランキング2位に、ゲインメーターは5位、ディフェンス突破4位に浮上した。今節もその走りに期待がかかる。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

WTB松永 貫汰
「これまでアタック、ディフェンスともに良いイメージでプレーすることができています。特に前節はWTBとして前の状況を見ながら内側にいる選手にどこにスペースがあるのかなどしっかり情報を伝えて、ボールタッチする回数も多かったので、今節も同じように周りの選手に的確なコールを出せるようにしたい。また、今季はWTBとしてトライを取ることにもフォーカスしていて、10トライ以上、ランキング3位以内を狙っています。バイウィークで体もメンタルもリフレッシュできたので、今節からチームとしても自分自身もさらにパフォーマンスを上げていき、前節以上に良いゲームをして連勝したいと思います」

試合メンバーの発表があった1月30日は、33歳の誕生日。「32歳よりも成長したいですし、楽しく過ごしたいですね」と笑顔。試合後の円陣では、指名されてダンスを披露するひと幕も。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FB山下 楽平
「前節はチームにとって特別な一戦でしたが、チーム一丸となって戦い良い形で勝利することができました。だからこそ、あの1試合で終わってはいけない。そういう意味では今節は自分たちの真価を問われる試合になると思います。BR東京はFWに大きい選手が多く、BKもペレナラをはじめ脅威となる選手がたくさんいます。それに加え、今季はこれまで以上にチームの状態が良いように見えます。難しい試合になると思いますが、チームとしては変わらず自分たちが目指すラグビーをするだけです。ただ、開幕してから100点だったという試合はありませんので、今節では自分たちのラグビーをする時間を長くして相手を圧倒し、まずは勝率をイーブンに戻したい。個人的には前節からFBでプレーしています。年齢を重ねて周りが見えるようになってきていますので、両WTBに良いボールを供給したいですし、自分もスペースがあれば仕掛けていきたいと思います」
2月1日(土)12:00KICK OFF NTTリーグワン2024-25第6節
大林組 MAKE BEYOND マッチ
会場:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
■BR東京戦登録メンバー
1髙尾 時流
2松岡 賢太 
3前田 翔
4ジェラード・カウリートゥイオティ
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)
6ティエナン・コストリー
7ヴィリー・ポトヒエッター
8サウマキ・アマナキ
9日和佐 篤
10ブリン・ガットランド
11松永 貫汰
12ラファエレ ティモシー
13マイケル・リトル
14アタアタ・モエアキオラ
15山下 楽平
16ジョージ・ターナー
17森脇 光
18山下 裕史
19ワイサケ・ララトゥブア 
20 橋本 皓
21中嶋 大希
22ナニ・ラウマペ
23船曳 涼太

今季初のメンバー入りとなった橋本 皓。試合に出場すれば、神戸スティーラーズとして公式戦出場50試合を達成する。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

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著者プロフィール

兵庫県と神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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