大阪体育大学アメリカンフットボール部2024回顧 リーグ戦で苦戦も2025年に逆襲を

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 大阪体育大学アメリカンフットボール部は2024年、関西学生リーグ2部で奮闘したが、1勝6敗で7位。入替戦で敗れて3位降格が決まり、次年度に逆襲を期す。瀧野皓太主将(体育学部4年、向陽)は「主将、主務、ポジションリーダーがチームの方向性をしっかり決め、2部復帰を果たしてほしい」と期待する。

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 アメリカンフットボール部スパルタンズは1974年創部。部員は、女子約10人を含め50人ほどで、ほとんどが大学で初めてアメリカンフットボールを始めた。週5回、多目的グラウンドでの練習やウェイトトレーニングに励んでいる。
 2022年に3部で優勝。入替戦で勝って、昨年は2部に昇格し、5位。今季はスローガンに「QUEST」(勝利の追求)を掲げた。春の試合では昨年敗れた相手に雪辱する場面もあり、手応えはあった。ランがよく決まり、要所でパスを通す試合運びで、リーグ4位以内をめざした。

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 しかし、9月の大阪公立大学との開幕戦では、オフェンス、ディフェンスとも後手に回り、0-36と大差がついた。以後も同志社大学、甲南大学、龍谷大学に敗れるなど連敗が続いた。
 しかし、11月の追手門学院大学戦では、27―21で勝ち、意地をみせた。
 リーグ戦は大体大を含む3大学が1勝6敗で並んだ。抽選で6~8位を決めて、7、8位が入替戦に回る。大体大は7位で大阪教育大学と入替戦で対戦した。
 第4クオーターが終わり、10―10でタイブレークへ。先攻の大体大はフィールドゴールで3点を加え、大教大に逆転のタッチダウンを決められ、13―16で敗れた。しかし、瀧野主将は「痛恨の敗戦だが、気持ちのこもった試合はできた。1対1でも決して負けなかったと思う」と敗戦にも次につながる光明を感じた。

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 課題の残ったリーグとなったが、収穫は、主力にけがが相次いだ中で、主に2年生が台頭してきたことだ。
 新主将は西山黎選手(体育学部3年、大阪産業大学附属)が務める。瀧野主将は「4回生が自覚を持って、部を引っ張ってほしい」と巻き返しを期待している。
【広報室】

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