福岡チャンピオンカップ優勝戦 G1初Vめざす大上卓人の自在戦に注目!
【(C)BOATRACE 大上卓人】
ボートレース福岡の「G1福岡チャンピオンカップ 開設71周年記念競走」は、13日が最終日。12Rファイナルに進出したメンバーと優勝歴は次のとおりだ。
1号艇 瓜生正義 (SGV11、G1V21、通算V90)
2号艇 毒島 誠 (SGV8、G1V16、通算V79)
3号艇 渡辺浩司 (通算V37)
4号艇 大上卓人 (通算V22)
5号艇 渡邉和将 (G1V1、通算V30)
6号艇 西山貴浩 (G1V4、通算V50)
1コースが想定される瓜生正義が優勝候補筆頭だが、センター勢からも目が離せない。
その1人が3号艇の渡辺浩司。2021年12月1日から2024年12月11日までの約3年間で福岡の出走回数が194走もあり、経験値がズバ抜けているのだ。
ちなみに、瓜生正義は63走、毒島誠は25走、大上卓人は45走、渡邉和将は16走、西山貴浩は98走である。
【(C)BOATRACE 大上卓人】
そして、もう1人の注目レーサーが、攻め手筆頭とみられる4号艇の大上卓人(広島出身・広島支部34歳)【写真2枚】。今年1月1日から12月12日までの成績を整理すると、大上卓人の4コース成績は驚異的。全コースの平均スタートタイミングがコンマ15なのに対し、4コースはコンマ12。1着率は26.3%にのぼるのだ。
その大上卓人が語る「立ち上がりの舟足がすごくいい」とは、クルマになぞらえればアクセルを踏み込んだ直後の良好な加速感。つまり、スタート時の起こしや旋回直後の「押し」がいいのだ。勝ち負けに直結する重要な舟足といっていいだろう。
さらに、中間速からの加速力を示す行き足についても「いいです」と語るように、舟足は実戦向き。まくり一撃だけでなく、まくり差しを含めた攻め主体の自在戦で突き抜けてくる可能性は決して低くない。注目したいところだ。
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