第71回ボートレースダービー直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」

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SG第71回ボートレースダービーは、ボートレース戸田にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!

<10月22日 12Rドリーム戦>
①峰竜太(佐賀)△
②池田浩二(愛知)△
③山口剛(広島)○
④毒島誠(群馬)◎
⑤白井英治(山口)◎
⑥茅原悠紀(岡山)○
◎好相性 ○普通 △苦手

伝統の一戦、ボートレースダービー。レーサーにとっては特別な戦いである。選考期間(1年間)の勝率上位者が選出される一戦で、年間を通して高いレベルで活躍しなければ出場がかなわないという狭き門の一戦でもある。また、事実上、チャレンジカップの勝負駆けレースでもあり、チャレンジカップの出場を逃せばグランプリへの道もほぼ閉ざされるということで、年末を見据えたうえでも重要な戦いとなっている。

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ドリーム戦は、選考勝率上位6名が出場。その勝率順に内枠から組み込まれている。ドリーム戦1号艇では峰竜太。つまり、峰が選考期間に最も高い勝率をマークしたということだ。峰は昨年のダービーもドリーム戦1号艇。そして、昨年のダービーを制したディフェンディングチャンピオンだ。今年は意外にもSG優出はまだゼロ回。年末に向けて一気にギアを上げていきたいダービーである。ただし戸田は峰にしては実績を残していない水面。勝率は7点を切っており、14年ヤングダービー優勝戦Fという忌まわしい記憶もある。優勝歴はあるが、ここは峰だけにある種の敬意を込めて相性を△としておく。もちろん、そうした相性評価など打ち破る力量の持ち主ではある。

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2号艇は池田浩二。今年は東海地区選手権で優勝はあるものの、決して派手な実績を残してきてはいない。それでも現時点で賞金ランク7位につけており、高いレベルでの安定感を誇っている。マスターズ世代に突入したが、その力量に衰えは見られない。ただ、峰と同様、戸田ではなぜか活躍し切れておらず、優出1回は池田のなかでは24場最少。優勝経験がないのも、若松と戸田のみだ。池田についても、水面相性については△としておく。

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3号艇は山口剛。オーシャンカップでは優勝戦1号艇で準V。約14年ぶりのSG制覇をあと一歩のところで逃した。しかし久々の戴冠に向けて機運は高まっており、ダービーがその舞台となってもまったくおかしくはない。若松周年、桐生周年と事故で途中帰郷している流れの悪さは気になるが、しっかり身体を癒やして臨んでくるはずである。戸田は優勝歴はないものの、優出7回の実績。相性的な不安はあまりない。

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4号艇は毒島誠。何と言っても、今年3月の戸田ボートレースクラシックの覇者だ。このダービーは、今年2度開催される戸田SG連続優勝を懸けての一戦となる。そのクラシック以来、賞金ランク首位を疾走してきたが、8月メモリアルで優勝した馬場貴也に逆転を許して2位。優勝すれば再逆転すると同時に、グランプリのトライアル2nd初戦1号艇も確定的となる。水面相性については、もう語るまでもないだろう。繰り返すが、今年3月クラシックの覇者である。

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5号艇は白井英治。さすがの高勝率を残してのドリーム戦出走である。しかしながら、今年は大舞台で結果を残せておらず、賞金ランクは現時点でまさかの31位。昨年は出場を逃したグランプリ出場へ向けて、このダービーは何としても結果を出したい一戦となる。戸田は9優出4優勝、勝率も8点に迫る好相性水面。この実績を活かして、ドリーム戦から力の入った戦いを見せたい。

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6号艇は茅原悠紀。7月オーシャンカップで約10年ぶりのSG制覇。どういうわけか、グラチャンF→オーシャンV→メモリアルFと、SGでは出入りが激しい成績となっているが、順番通りならダービーは活躍する番である。今月のファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントを恵まれとはいえ優勝しており、流れは決して悪くない。F2の足枷はあるが、あまり気にしなくてもいいだろう。戸田は優勝0回だが5優出の実績。ちなみに、3月クラシックは③⑥①③⑥①③⑥着だった。これも順番通りならドリーム戦は1着!?
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