大盛況! 健康長寿フェスタ2024@生田

川崎フロンターレ
チーム・協会

【©KAWASAKI FRONTALE】

健康長寿フェスタとは、フロンターレのフロンタウン3施設で開催する”健康”をテーマにしたシニアが主役のイベント。今回は大盛況に終わったAnkerフロンタウン生田での本イベントの様子をお届けする。

パワーアップした今年の健康長寿フェスタ

足腰の筋肉を強くするための下駄トレには様々な種類の下駄が 【© KAWASAKI FRONTALE】

9月16日(月・祝)、Ankerフロンタウン生田にて「健康長寿フェスタ2024」が開催された。もちろん初めて参加する方もいたが、多くを占めていたのが開業初年度となった昨年に参加してからこの施設に通うようになった方々だった。その様子は徐々に”健康”をテーマにしたシニアが主役の本イベントが浸透してきているのを感じさせる。

その成果の1つとして今まではゼロだった協賛企業が4社に増えたことだろう。聞こえのプロフェッショナル「オーティコン補聴器」(デマント・ジャパン株式会社)が耳の聞こえのチェック体験型セミナーを、ドコモショップ生田府中街道店はスマホの使い方を学べるブース、(一社)日本声磨き協会は正しい呼吸法・発声法・表情筋のトレーニング、GETA LABOは足腰の筋肉を強くするための下駄トレを実施。その他にも様々なブースに参加者が集まっている光景を観て担当スタッフの篠原唯さんは嬉しそうな表情で語った。

「今年は去年よりもパワーアップしています。昨年とイベント内容を半分以上入れ替えました。ブース数も増えましたし、ガラッと毛色を変えたようなものもあるので目新しくて楽しんでいただけたんじゃないかなと思います。今年はありがたいことにご協賛いただける企業さんが4社も増えました。それも昨年の賑わいを魅力に思っていただいた結果なので嬉しいです。私たちも開催費用が出ていくばかりではイベントを続けられないので、こういった活動にご協賛がついてくださるのは本当に助かります」

テーマはファミリー

絵本の読み聞かせでは家族で楽しんでいる光景が印象的だった 【© KAWASAKI FRONTALE】

また今年の健康長寿フェスタで際立っていたのが家族全員で参加している方が多かったこと。「ボッチャ」や「スナッグゴルフ」体験で体を動かせたり、小さな子ども向けに絵本の読み聞かせを行ったりと子どもたちも楽しめるような内容を用意。読み聞かせに関しては普段Ankerフロンタウン生田で行っている健康声磨き教室の生徒が練習の成果を出す場として読み手を担当しているのも含めてシニア向けではあるものの幅広い年齢層の方々楽しめるイベントということを表していた。

「今年のテーマはファミリー。ご家族でお孫さんも連れて皆さんで来られるようなイベントにするための内容を重視していました。シニア向けのイベントではありますが、1人で来るのではなくて家族みんなで来られたら絶対に楽しいと思うんです。だから家族みんなが笑顔で楽しめている様子を見られてよかったです」(篠原)

目標はU等々力開催

ふろん太もボッチャを体験 【© KAWASAKI FRONTALE】

そんな今回の健康長寿フェスタ2024も大盛況で幕を閉じた。こういったイベントだけでなく普段からフィットネスを開催するなど“健康”と向き合い24時間365日、地域の方々に寄り添えるのがAnkerフロンタウン生田なんだと改めて感じさせてくれる1日でもあった。だからこそ、もっと色んな人に触れてもらいたい──。担当の篠原さんには、ある目標がある。

「健康長寿フェスタをU等々力のホームゲームイベントでも開催できるようにしたいんです。それが個人的な目標でもあるので、実現できるように頑張りたいです」

“人生100年時代。いくつになってもワクワク、ドキドキしながら遊びながら健康になってほしい”という合言葉のもと健康事業に力を入れて、いつか老若男女が一緒に楽しめる健康長寿フェスタがU等々力で見られるのを楽しみにしたい。

そして今年の健康長寿フェスタ2024は10月14日(月・祝)にフロンタウンさぎぬまでも開催される。基本的なことは変わらないがブースなどではAnkerフロンタウン生田とは違った魅力が詰まったイベントになっているそう。興味がある方はぜひ足を運んでみては?

(文・高澤真輝)
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著者プロフィール

神奈川県川崎市をホームタウンとし、1997年にJリーグ加盟を目指してプロ化。J1での年間2位3回、カップ戦での準優勝5回など、あと一歩のところでタイトルを逃し続けてきたことから「シルバーコレクター」と呼ばれることもあったが、クラブ創設21年目となる2017年に明治安田生命J1リーグ初優勝を果たすと、2023年までに7つのタイトルを獲得。ピッチ外でのホームタウン活動にも力を入れており、Jリーグ観戦者調査では10年連続(2010-2019)で地域貢献度No.1の評価を受けている。

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