【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「最高に楽しい試合ができました」 京都両洋 #9 岡田彩葉
【©U18日清食品リーグ】
京都両洋は、今夏の全国高等学校総合体育大会(以下、インターハイ)には京都府決勝で京都精華学園に敗れて出場できませんでしたが、ポイントガードの#9 岡田彩葉選手(3年/162cm)、センターの#14 ビクトリア・ウビ・オコイ選手(2年/187cm)らを中心に全国レベルの強豪として知られるチームです。対する大阪薫英女学院は、シュートレンジが広いガードの#11 杉山もも選手(1年/154cm)や、高さとうまさを兼ね備えたセンターフォワード#5 三輪美良々選手(2年/177cm)を軸に「U18日清食品トップリーグ2024」で上位を狙います。
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第1クォーターを終わって15-8でリードしていたのは京都両洋でしたが、第2クォーターには杉山選手の3ポイントシュートや三輪選手のカッティング・レイアップなどで大阪薫英女学院が得点を伸ばし接戦に。京都両洋がなんとか37-34とリードを保ったものの、#7 木谷夢菜選手(3年/170cm)のブザービーターとなる3ポイントシュートがなければ同点という見ごたえ満点の展開となりました。
後半も気を抜くことができない熱戦となりましたが、京都両洋が55-52でわずかにリードして始まった第4クォーターに大きく流れが動きます。京都両洋はこのクォーターの最初の5分間にペリメーター・ディフェンスのギアを上げ、攻めては素早いトランジションから木谷選手、#8 谷口心綾選手(3年/172cm)らが得点を重ねました。残り5分7秒には、この試合で初めて点差が69-59と2桁に。以降も粘る大阪薫英女学院を振り切って、うれしい「U18日清食品トップリーグ2024」初勝利を手にしました。
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岡田選手は、「U18日清食品トップリーグ2024」に臨むにあたり「京都精華学園に負け続けているので、「U18日清食品トップリーグ2024」はぜひとも1位で! ベスト4や1勝ではなくて1位を目指しています」と非常に強い思いを持っています。個人的にも「アシストが得意なので、アシスト1位を獲りたいなと思って頑張っています」と話していましたが、この試合では9得点に加え13アシストと力を発揮。今後の活躍が楽しみになる勝利でした。
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