30周年特別コラム vol.4「サンガと共によりよいまちづくりを」

京都サンガF.C.
チーム・協会
今年設立30周年を迎えた京都サンガF.C.は、設立以来「夢と感動を共有し、地域社会の発展に貢献する」というクラブ理念のもと活動し、試合の勝敗だけでなく、地域やサンガに関わる全ての方と共に「地域の誇りとなるクラブ」を目指してきました。
これからも地域の皆様とつながり、そして愛されるクラブになるよう、活動を続けていきます。

【ⒸKYOTO.P.S.】

今回、社会貢献活動の一環として、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の達成目標に寄与するため、6月23日(日)に、京丹後市網野町の八丁浜において、豊かな海を守るためにはどのようなことが必要なのかなど、海ゴミや海洋プラスティック問題などについてみなさんと一緒に考え行動する「ビーチサッカーフェスタin網野」を、地元のスポーツ団体や行政、企業の皆さまのご協力をいただき開催しました。

※昨年の様子 【ⒸKYOTO.P.S.】

このイベントは、一昨年から開催し、今年で3回目となります。当日は、あいにくの荒天のため会場を予定していた八丁浜から近くの小学校の体育館に移し、京都サンガF.C.スクール生と地元サッカークラブの子どもたち約80名、各クラブの指導者、保護者の皆さまのほか、地元の丹後エクスペリエンス代表の八隅孝治さんの活動に感銘を受け、この活動を始めるきっかけを作るとともに初回からご協賛いただいている株式会社京都銀行様、同じく初回からご協賛いただいている株式会社西村製作所様など多くのご協賛企業の皆様にも参加いただきました。

【ⒸKYOTO.P.S.】

まず、第一部では、地元の皆さんから“やっさん”として親しまれている八隅さんをスペシャルゲストとしてお招きし、トークイベントを開催。八隅さんは京都市から京丹後市へ移住し、地域おこし協力隊としてまちの観光の活性化にご尽力されるとともに、海が身近な存在になったことから『海ゴミ』について考えるようになり、ビーチクリーンイベントや各種講演など幅広く活動をされています。
この日の講演では、豊かな海を守るために私たちには何ができるのかについて、海岸に打ち上げられたゴミやゴミで傷ついた生き物たちなど、様々なスライドを使用しながら身近な環境問題について、子どもたちにもわかりやすく説明していただきました。

【ⒸKYOTO.P.S.】

サンガスクール生や地元サッカークラブの子どもたちからは、「海の生き物は、僕たちが食べるものだから、大切にしなければならない。」「ゴミの問題は、人の食べ物となる魚などへの影響が大きく、魚も死んでしまうと人間の食べ物も少なくなるなど、とても大事な問題。」などの感想のほか、「家では、あまりゴミ捨てなどのお手伝いはできていないけれど、今日勉強したことをやってみたい。」「ゴミ拾いなどあまりできていないので、近所でもやってみたい。」など、自分の身近なこととして考えるきっかけになりました。

【ⒸKYOTO.P.S.】

第二部では、地元のサッカークラブの皆さんと京都サンガF.C.のスクール生、協賛企業の皆さんとのミニゲームのエキシビジョンマッチが開催されました。普段では交流することのない子どもたちが、サッカーを通じて、地域や世代を超えてコミュニケーションを図る機会となるなど、会場は大いに盛り上がりました。
今年は残念ながらビーチでのクリーン活動ができませんでしたが、参加した子どもたちには、貴重な学習の機会と多くの子どもたちとの交流の場になったと思います。

【ⒸKYOTO.P.S.】

京都サンガF.C.は、今後とも、社会課題の解決に向けたSDGsなどへの積極的な取組を通じて、持続可能な環境・経済・社会の実現に貢献し、特に、子どもたちを主役にした様々な活動を展開することにより、関係する皆さまとともに、青少年の健全な育成や社会課題の解決、地域コミュニティの活性化などの一翼を担っていきたいと考えています。

【ⒸKYOTO.P.S.】

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著者プロフィール

日本プロサッカーリーグに加盟するプロサッカークラブ、京都サンガF.C.の公式アカウントです。クラブの最新情報やイベント情報、オリジナルコンテンツなど、様々な情報をお届けします。

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