30周年特別コラム vol.2「サンガキッズチアでの経験を次の世代へ」
これからも地域の皆様とつながり、そして愛されるクラブになるよう、活動を続けていきます。
サンガキッズチアでの経験を次の世代へ
【ⒸKYOTO.P.S.】
守本優珠がチアリーディングと出会ったのは5歳のとき。友達が参加するチームの練習を見て、両親に「私もチアをやってみたい!」と話したのがきっかけだった。スポーツ好きで、京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)の2003年元日の天皇杯優勝も現地観戦していた両親の勧めもあり、サンガが展開するキッズチアへ第一期生として通うことになった。
スクール時代(後列右から2人目) 【ⒸKYOTO.P.S.】
スクール時代(最後列左から4人目) 【ⒸKYOTO.P.S.】
様々な活動を通じて、今では人と接することが好きになった。友達も同世代だけでなく、年上や年下と幅広い年齢層がいる。「それもサンガのチアに通っていたからですよね」と笑顔で話している。
スクール時代(前列右端) 【ⒸKYOTO.P.S.】
「サンガでコーチをやりたいと思いました。高校までに現役としてはやりきった感があったこと。そして、先輩たちが卒業後に指導者としてサンガに関わり続けていることへの憧れもありました」。
左から2人目 【ⒸKYOTO.P.S.】
指導者として試行錯誤の連続だが「練習で積み重ねてきたことが本番で成功したときの達成感など、裏で支える立場としてもチアの素晴らしさは感じています」という新たな気付きもあった。今年2月には国立競技場で行われたFUJIFILM SUPER CUP 2024で、Jリーグの各クラブのチアリーダーが集合するイベントにサンガの代表として参加した。「あの国立競技場の大観衆の前でパフォーマンスができたことは素晴らしい経験でした」と感動を口にしている。
前列左から5人目 【ⒸKYOTO.P.S.】
柘植コーチも「サンガのチアはすごく恵まれた環境だと思います。Jリーグの舞台で、多くの人の前でパフォーマンスができる。そしてサポーターの皆さんは、いつも暖かく迎えてくれます。チアリーディングをする上で、『自分を表現する・伝える』ことはとても大切なことです。その伝え方を、どんな風に行うのか。わからないことを、わからないと言えるかどうか。それはチアを卒業してからも、様々な場所で活かせることだと考えています。」と話している。
写真中央 【ⒸKYOTO.P.S.】
試合前にチアリーディングのパフォーマンスがない日は、プライベートで亀岡へ足を運んでピッチで戦う選手たちに声援を送っている。「京都は観光都市として有名で多くの人が訪れますが、サンガをもっと多くの人に知ってもらいたいです。そしてまた、タイトルを獲って欲しいです」と両親が見た優勝の瞬間を、いつか自分も見てみたいという想いをチームに託している。「サンガが大好きなんです。練習場やスタジアムの雰囲気、チームの皆さんの仲の良さなど、このクラブの魅力がもっと多くの人に伝わって欲しいですね!」
写真中央 【ⒸKYOTO.P.S.】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ