「めっちゃ欲しい」藤野あおばが岩清水梓との対談でオリンピックに対する意識が変化? (藤野×岩清水 前編)

東京ヴェルディ
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【©TOKYO VERDY】

パリオリンピック代表に選出された藤野あおばが、日テレ・東京ヴェルディベレーザのチームメイトの岩清水梓と対談を行った。

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これからの日本女子サッカーを背負う藤野と、日本女子サッカーの新しい歴史を作ってきた岩清水。藤野は20歳、岩清水は37歳と、その年齢差は17歳。岩清水が「サッカー選手っていう特別な業種だから、お互いピッチ内で年齢は関係ないという話になるから全然いいんだけど、普通だったらなかなか喋らないよね」と笑うように、藤野は試合中の大胆なプレーとは打って変わって大先輩に対して初めは恐縮気味だったが…。

前編では、オリンピックの位置付けについて岩清水が質問をしたことをきっかけに、2人の話は急加速する。
2011年ドイツで行われた女子ワールドカップ、そこで優勝を果たした当事者の岩清水。それを見て「自分もここに立ちたい」とワールドカップに憧れを抱いた藤野。それは立場の違いというだけでない、2人の感覚の違いとなって現れる。それは、この年齢差の17年で日本女子サッカーを取り巻く環境が大きく変わったことも実感することができる。

「オリンピックって正直どんな感じなんだろう?って」

藤野の率直な質問に、岩清水が自身の経験を踏まえ、やさしく語り始める。その言葉一つ一つにうなずき、オリンピックに対する意識の変化が手に取るように分かる。

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実は、岩清水はこの対談にメダルを持ってこなかった。その理由は「別に見せてあげるなんていくらでもできるけど、あおばは自分で取りなさいって」。

「メダルがまじで重いの。それはね、かけられたときに感じてほしい」(岩清水)

「めっちゃ欲しい」(藤野)

藤野のキラキラした表情は必見だ。
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著者プロフィール

東京ヴェルディは、日本初のプロサッカーチームを目指して設立された1969年の当初から、青少年の育成とスポーツ文化の振興と確立を目的に活動を行っています。1993年の開幕時からJリーグに参戦して初代チャンピオンに輝き、連覇も達成するなど数多くのタイトルを獲得しています。女子チームの日テレ・東京ヴェルディベレーザは設立当初から日本の女子サッカー界を牽引する存在で、多くのタイトルを獲得してきました。日本女子代表にも数多くの選手を送り出しています。男女ともに一貫した育成システムを誇り、世界に通じる選手の育成を続けています。

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