やはり桜花賞組? それとも別路線組? オークスを展望する
【データ分析】
オークスまでキャリア4、5戦が主流
■表1 【キャリア別成績】
桜花賞で4角5番手以降から1~3着
■表2 【前走桜花賞出走馬に関するデータ】
東京無敗馬が桜花賞4着以下から巻き返す
■表3 【桜花賞4着以下のオークス好走馬と東京実績】
フローラSで4角8番手以降から上がり1~2位
■表4 【前走フローラS出走馬に関するデータ】
非主流ローテの好走には3つの共通項
■表5 【前走桜花賞・フローラS以外のオークス好走馬】
【結論】
桜花賞馬ステレンボッシュに死角なし
前走フローラS組は「上がり1~2位」を記録していることが絶対条件といってよく、これに該当するのは上がり2位だったアドマイヤベル。ただし、4角6番手だったため、フローラS組のもうひとつの条件として挙げた「4角8番手以降」は満たせなかった。
桜花賞・フローラS以外の前走からは、「重賞・オープンか1勝クラス」「芝1800m以上」「1~3番人気で1着」をすべて満たすミアネーロ、タガノエルピーダ、エセルフリーダの3頭を挙げておこう。
最後に上記7頭のキャリアを記しておくと、ステレンボッシュ、ライトバック、クイーンズウォーク、アドマイヤベル、タガノエルピーダ、エセルフリーダは好走率の高いキャリア4、5戦に該当。ミアネーロはキャリア3戦での出走となる。
ライタープロフィール
出川塁(でがわ るい)
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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