アルバレスの2ゴールでコパ・デル・レイ2回戦進出へ|アトレティコ・デ・マドリー

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後半に勝負を決めたアトレティコ、UEビック戦を2-0で制す

【©️Atleti】

2024年11月1日、アトレティコ・デ・マドリーはコパ・デル・レイ初戦でUEビックと対戦した。試合はビックのホームスタジアムで行われ、アトレティコは主力選手を温存し、ハビエル・セラーノやコスティスなど若手や控え選手を中心としたメンバーで臨んだ。

試合はゆっくりとしたペースで進行し、アトレティは中盤のギャラガーを中心にサイドを使いながら、ラインを押し上げていく。すると、試合開始10分。セルロートが相手守備陣の背後を取り、コレアからスルーパスを受けて、GKと1対1となるチャンスを作ったものの、オフサイド判定となった。

そして44分、リケルメのフリーキックを受けたギャラガーがゴールに向かって強烈なシュートを放った。しかし、ビックのGKが見事なセーブでイングランド人選手のゴールを回避した。

【©️Atleti】

前半のうちに得点を決めることができなかったシメオネ監督は、ハーフタイムにコケ、レマル、ハビ・ガランを投入。さらに後半途中にもグリーズマンやアルバレスなど主力選手を続々ピッチに送り出し、ゴールを狙っていく。

待望のゴールが生まれたのは、81分。ジュリアーノがペナルティエリア内でビックの選手に倒され、PKを獲得。キッカーのアルバレスはコースを読まれたものの、力強いシュートでゴールネットを揺らした。

さらに89分。ビックの攻撃をディフェンシブサードで食い止めると素早くカウンターに繋ぐ。ギャラガーからコレアへとボールが渡りながら、前線へとランニングすると最後はアルバレスが冷静にゴールに押し込んだ。

試合終盤、UEビックも意地を見せ、アトレティのゴールを脅かすシーンはあったが、フアン・ムッソの好セーブも光り、その後も集中を切らさず、最終的に0-2で勝利を収めた。この結果、アトレティコ・デ・マドリーはコパ・デル・レイ2回戦進出を決めた。

次の試合は、中2日という過密日程で、11月3日午後10時からのシビタス・メトロポリターノでUDラス・パルマス戦が控えている。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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