【スキー】アルペンスキーW杯女子、前田知沙樹と初参戦の渡邉愛蓮が挑む!

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アルペンスキーW杯女子スラローム第7戦は前田と渡邉の2名が出場

1月16日夜、フラッハウで行われるナイトレースは、男子のシュラトミングと同じく、多くの観客を集め、今や、1月の火曜夜、オーストリアの「熱狂のSLレース」として定着しました。
昨年はペトラ・ブルフォバが勝利し、ミカエラ・シフリンが2位。今年もその2人の熱い戦いが展開されそうです。
Snow Japan、日本チームからは、前田知沙樹選手(株式会社村瀬組)と今回がW杯初出場、渡邉愛蓮(えれん)選手(東海大学)の2人が出場します。

1月13日のヨーロッパカップでは32位と、ECポイント獲得まであと少しのところだった前田知沙樹 【写真/Marco Trovati】

前田知沙樹はフラッハウ直前のヨーロッパカップSLで32位と、ECポイント獲得まであと少しのところでした。
「氷の上で、少しづつ、どう攻めていくかというのが、掴めてきたターンもあります。スキーの動く位置にしっかり(重心を)移動してから動かす(意識で)、(エッジを)早くかけようとしすぎても駄目だし、遅くても駄目」とレースを振り返って話します。
安藤麻の戦線離脱に関しては、
「当たり前のようにいてくれた麻さんがいなくなって、最初は心細い感じもありましたが、自分のやるべきことは変わらないと(気持ちを強く持ち)、麻さんの代わりをできるわけではないので、自分のやるべきことに集中してやっていくしかないと切り替えて臨みます」と意気込みを語ります。

渡邉愛蓮がW杯デビュー!

20歳の渡邉愛蓮はW杯初出場。今季は12月の中国FECで優勝、1月のオーストリアでのFISレースで3位と結果を残してきました。直前のヨーロッパカップでは70番スタートから36位となるなど、健闘しています。
記念すべきW杯初出場のビブナンバーは12日のEC同様、70番です。

オーストリア・フラッハウは、ヘルマン・マイヤーの故郷で、レースコースは彼の名前が冠されていて、W杯は1993年から行われ、2010年から女子SLのナイトレースとして開催されています。
毎年多くの観客を集める「熱狂のナイトレース」女子SL第7戦は、日本時間17日午前2時スタートです。

文:田中慎一郎
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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