【スノーボード・スロープスタイル】スロープスタイルって何?見どころをご紹介!

チーム・協会

スノーボード・スロープスタイル種目とは?

 スロープスタイルは、全長約700mのコースに連続的に設置された人工アイテムを演技をしながら滑り降りる採点競技です。アイテムには、形状の異なるレールなどが複合的に設置されるジブセクションと、サイズや形状が異なるジャンプ台が設置されるキッカーセクションがあります。選手は自身でアイテムを選択したジブトリックと進行方向や回転方向に変化をつけたジャンプトリックを組み合わせて滑走します。個別のトリックの難度、完成度や全体の滑走の多様性、流れの印象などが総合的に評価されるため、各選手のオリジナリティ(独創性)やクリエイティビティ(創造性)、総合滑走力が見どころです。

レールと呼ばれるアイテムが置かれているジブセクション 【全日本スキー連盟】

スロープスタイルの見どころ

 他の採点競技などでは、難しい技をいかに決めれるかという部分に注目されます。
ですが、スロープスタイルでは技の難易度に加えて、選手一人一人の個性が全面に見える演技に注目するとよりスロープスタイルという競技を楽しめます。
選手一人一人のオリジナリティ(独創性)の違い、クリエイティビティ(創造性)の違い。そしてその中で繰り広げられる高難易度の大技の応酬。
そんな所に注目していただけるとよりスロープスタイル種目を楽しめると思います。

空中で大技が繰り出されるジャンプセクション 【全日本スキー連盟】

スロープスタイルの試合形式

予選 2本試技し、得点の高い1本が採用される。
(準決勝 2本試技し、得点の高い1本が採用される。)
決勝 3本試技し、得点の高い1本が採用される。

 決勝に進む人数は、男子10~12名、女子6~12名の間で大会毎に変動します。
予選は抽選により滑走順が決められます。決勝は予選の順位が低い選手から滑るという滑走順になっております。予選で上位を獲得した選手は、決勝の際に他の選手の試技を見た後に滑ることができる為有利だと考えられてます。

2022北京五輪のスノーボード・スロープスタイル映像

2024シーズン ワールドカップ スノーボード・スロープスタイル種目 競技スケジュール

【国際スキー連盟】

スノーボード・スロープスタイルチーム 選手一覧

男子選手
長谷川 帝勝 (STANCER)
木俣 椋真 (YAMAZEN ROCK THE KIDS)
荻原 大翔 (尾瀬スノースポーツクラブ)
木村 葵来 (ムラサキスポーツ)
大塚 健 (BURTON)
國武 大晃 (ブックオフ)
宮村 結斗 (ムラサキスポーツ)


女子選手
村瀬心椛(ムラサキスポーツ)
鬼塚雅(ISPS)
岩渕 麗楽(BURTON)
深田 茉莉(YAMAZEN ROCK THE KIDS)
村瀬 由徠(ムラサキスポーツ)
枝松 千優(ムラサキスポーツ)
森井 姫明麗(ブックオフ)
鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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