【スノーボード】波乱の第2戦 FISワールドカップスノーボードクロス結果を振り返る
6人ヒートは転倒などによるレースアクシデントが通常の4人ヒートよりも多く、ポイントランキングの上位選手も1回戦で早々に敗退するなど大混戦のレース展開が多く見受けられました。
そのなかでも高原選手は順当に1回戦を勝ち進み迎えた準々決勝、前半は後方順位でレースを分析しながら機をうかがっていましたが、前を滑走する選手がバランスを崩し、転倒に巻き込まれてしまい4位でフィニッシュ。最終順位は14位となりました。
両選手とも非常に悔しい結果となりましたが、4人ヒートとはまた違う6人ヒートでのレースの難しさを経験できたことは大きな収穫だと思います。翌年からまた始まる今後のワールドカップでこの経験を活かし、さらなる上位進出に期待したいと思います。
先に男子がレースを行いフィニッシュした時間差で女子のゲートが開き、女子のフィニッシュ順位で決めるチームクロスでは、高原選手が2位でフィニッシュするも、1位から4位までわずか0.11秒しか差のない大接戦でした。2位でスタートした吉田選手も序盤はくらいついていくものの、北京オリンピック金メダル獲得のLindsey Jacobellis(アメリカ)や昨年度ワールドカップランキング1位のCharlotte Bankes(イギリス)らに離されてしまい、善戦するも4位でフィニッシュ。最終順は15位となりました。
残念な結果となってしまいましたが、トップ選手達とレースをしたことは吉田選手にとって大きな経験値となり、非常に意味のあるものだったと感じました。今後に活かしてもらいたいと思います。
JAPAN SBX Teamの応援をしていただいた皆様ありがとうございました。
第3戦は1月25日、サン・モリッツ(スイス)で開幕です。
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