千葉ロッテ・美馬学は2017年以来の2桁勝利達成なるか【11/5パ・リーグ見どころ】
鴎・美馬学と鷹・東浜巨が3年ぶりの2桁勝利をかけて登板。対戦成績五分で迎えた最終戦を制するのは
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→11勝11敗1分
福岡ソフトバンク→11勝11敗1分
【千葉ロッテ】美馬学投手 18試合9勝4敗 115.1回 83奪三振、防御率4.21
【福岡ソフトバンク】東浜巨投手 18試合9勝1敗 111.1回 97奪三振、防御率2.02
千葉ロッテ先発は美馬学投手。10月29日の前回登板では、福岡ソフトバンク相手に7回4安打1失点の好投も、勝ち星は付かなかった。今季の福岡ソフトバンク戦は、6試合に登板して4勝1敗と好相性。2017年以来となる2桁勝利に向け、ホークス打線に立ち向かう。打線は荻野貴司選手に注目だ。4日の試合では初回に安打を放つと三盗も記録。3打席目には四球を選ぶなど気を吐いた。現在、2位・埼玉西武とのゲーム差は「1」。パーソル CS パ進出へ、勝利に貢献できるか。
対する福岡ソフトバンクは東浜巨投手が先発のマウンドへ。千葉ロッテとの前回対戦では、8回3安8奪三振無失点の快投を見せている。直近8試合で7勝を挙げるている好調の右腕は、2017年以来となる2桁勝利を達成できるか。打線は4日の試合で1カ月ぶりとなる一軍復帰を果たしたデスパイネ選手に期待。6号ソロを含む2打数2安打1打点2四球の活躍でアピールした。今試合でも快音を響かせたい。
文・北嶋楓香
オリックスと楽天のカード最終戦は田嶋大樹と辛島航が先発。両軍の若き和製大砲に期待
【今季対戦成績】
オリックス→12勝9敗2分
楽天イーグルス→9勝12敗2分
【オリックス】田嶋大樹投手 19試合4勝6敗 115.1回 83奪三振、防御率4.21
【楽天イーグルス】辛島航投手 18試合1勝3敗 31.1回 16奪三振、防御率5.46
オリックスの田嶋大樹投手は、前回登板した10月29日の北海道日本ハム戦で6回3失点の力投も、白星は付かなかった。この試合では約1カ月ぶりのと5勝目を挙げ、カード3連勝に貢献したいところ。対する楽天の先発は辛島航投手。前回登板した10月29日の埼玉西武戦では、5回2失点で今季初勝利を挙げている。チームは「パーソル CS パ」進出の可能性が消滅したが、先発としてゲームを作り、来季につながる戦いを見せたい。
打線では、両チームの和製大砲に期待。オリックスの頓宮裕真選手は、4日の試合で2本の適時二塁打を放つなど、ここまで打率3割台とアピール中。一方楽天の岩見雅紀選手は、今季プロ初安打・初本塁打を放つも、ここまで打率1割台と悔しんでいる。サウスポーが投げ合う今試合で、右の大砲は躍動なるか。
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