第60回ボートレースクラシック直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」

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SG第60回ボートレースクラシックは、ボートレース若松にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!

<3月25日 12Rドリーム戦>
①毒島誠(群馬)◎
②河合佑樹(静岡)○
③茅原悠紀(岡山)◎
④馬場貴也(滋賀)○
⑤桐生順平(埼玉)○
⑥前田将太(福岡)◎
◎好相性 ○普通 △苦手

今年もあっという間に約3カ月が経過した。ボートレースファンもやはりあっという間と感じただろうか、それともこの時を待ちわびただろうか。そう、ボート界の3月はSG開幕の季節!ボートレースクラシックだ。今年もいよいよSGロードがスタート。年末に向かって一気に駆け抜けていくことになる。その開幕戦の舞台は、ボートレース若松。22年大村以来のナイタークラシックということになる。

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1号艇は、昨年の最優秀選手であり、またこのクラシックのディフェンディングチャンピオンでもある毒島誠だ。昨年はクラシックを制して賞金王争いをリードすると、年末にはグランプリを制して令和6年の顔となった。今年ももちろん、その再現を狙って若松に乗り込むことになるだろう。若松では過去9優出3優勝の実績。そのうちのひとつが18年のオーシャンカップだ。鋭い足色で2コースまくりを決めた走りは今も記憶に鮮烈。その再現も果たしたい、このクラシックである。

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2号艇は河合佑樹。昨年11月のチャレンジカップでSG初優出初優勝を決めてグランプリにも駒を進めた、まさにシンデレラボーイ。その翌節には鳴門周年も制して昨年末の主役の一人に。それがこのクラシック初日ドリーム2号艇につながった。その活躍が単なる勢いと言われないためにも、今年もクラシックから全開で飛ばしていきたい。若松では決して成績が悪いわけではないが、いまだ優勝は0回。若松初VがSGなら最高だ。

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3号艇は茅原悠紀。3月中旬の平和島周年優勝では、1号艇の毒島に3号艇の茅原がツケマイを浴びせてバック並走。優勝は毒島だったものの、茅原の強さ速さも際立つレースだった。それとまったく同じ枠番での再戦が、早くもSGドリーム戦で実現することになる。茅原が今度こそと再びツケマイで襲い掛かるのか、変化を加えてのまくり差しで雪辱を果たすのか、このドリーム戦はそんな楽しみ方も可能となった。若松では16年に周年記念を優勝しており、それも含めて3優勝。相性はもちろん良い部類に入る。最後の優勝が6年前なだけに、久々の若松Vも目論んでくるだろう。

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4号艇は馬場貴也。昨年はボートレースメモリアルを2連覇し、グランプリには賞金ランク1位で出場。トライアル2nd第3戦ではいったん優勝戦1号艇を掴みかけたが、道中まさかの後退で4号艇に甘んじ、毒島に優勝をさらわれる格好となった。今年こそ、の思いが強い令和7年である。今年はまだ優勝がなく、今一つ波に乗り切れていない印象だけに、SG開幕戦で一気に流れを変えたいところではある。若松では過去7優出2優勝。記念以上の優勝はない。

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5号艇は桐生順平。昨年は地元戸田で開催されたボートレースダービーを強烈なツケマイで制し、悲願のひとつを達成した。レース後の、普段クールに見える桐生らしからぬ、猛然たるはしゃぎっぷりが実に印象深い。今年もグランドチャンピオンが戸田開催となるだけに、SG戦線では調子をあげて6月を迎えたい。若松は2年前に周年記念を制するなど2優勝の実績。もちろん相性に不安はない。

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6号艇は前田将太。施行者希望枠のドリーム出場で、地元福岡支部を牽引する存在となっていくことが期待される。昨年末のグランプリシリーズでSG初優勝。もちろん、次はシリーズ以外のSGを戴冠したいところである。若松は地元だけに出走歴も多く、18優出5優勝。もう12年前の話になるが、13年の周年記念ではインから逃げて先頭を走るも、後ろから突っかけられる格好で転覆という悔しいレースがあった。暦1周後のリベンジも狙いたい。
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