銀シャリ・橋本直がJ発足時から育んだ“サッカー愛” 鄭大世氏との異色コラボ出演で語った「ワクワクする」こと
3月17日の配信では、お笑いコンビ・銀シャリの橋本直がゲスト出演。「たぶん初対面」という元北朝鮮代表FWの鄭大世氏との“異色コラボ”で大盛り上がりした収録を振り返りながら、自身の“サッカー愛”について聞いた。
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1992年のダイナスティカップ優勝から
「正確に言うと、その前のダイナスティカップからですね。アジアの大砲・高木琢也にカズ(三浦知良)さん、まだヤマハ時代の中山(雅史)さん、吉田(光範)さんとかがいて、あの頃のオフトジャパンを見て興奮して、サッカーが好きになりましたね。そこからアンダー世代の試合も含めて代表の試合はずっと観てきました。だって僕、人生最初に書いた読書感想文は『狂気の左サイドバック』ですから(笑)。ノンフィクション系の本にもハマって、よく読みました。好きなんですよね、ああいうチームの裏側の話とか」
兵庫県尼崎市出身。サッカーのノンフィクション本を読み漁る前の愛読書は『キャプテン翼』で「岬くんが好きでしたね」と振り返る。だが、自身は「親がチームスポーツは保護者の仕事とか関係性が面倒だという理由でサッカーはやらせてもらえなかった(苦笑)」とのこと。小学生時代は剣道、水泳、体操などの個人スポーツに励み、中学になって「そこからサッカーをやっても周りの人に追い付けないので、何か別の新しいスポーツをやろうと思って」とアメリカンフットボールを始めた。それでも“サッカー好き”は変わらず、暇があればJリーグのチケットを握り締めてスタジアム観戦に繰り出した。
「生で観に行って一番覚えてるのは、セレッソが最終節で負けて優勝を逃した試合(2000年5月27日の川崎フロンターレ戦)ですね。長居スタジアムでまさかのVゴール負け。あれはすごく覚えてますね。でも特にどこかのチームを追いかけてるという訳ではなくて、関東に住み始めてからは川崎だったり、FC東京だったりの試合も観に行ったりしてますし、もう何ていうか、Jリーグが好きなんですよね」
鄭大世氏が明かした三笘薫とのエピソード
本編では、先週末のラ・リーガの試合から紹介され、マジョルカ・浅野拓磨のダイビングヘッドでの今季2ゴール目を、鄭大世氏が元ストライカー視点の解説付きで振り返り、さらにプレミアリーグではブライトン対マンチェスター・シティの激戦を「マッチ・オブ・ザ・ウィークエンド」として詳しく紹介。ブンデスリーガでの佐野海舟所属のマインツ対堂安律所属のフライブルクの試合も詳しく振り返った。
その中で鄭大世氏が、三笘薫とのエピソードを披露した。引退後に対談した際、逆サイドからのクロスに対して「相手の前に入れ」というポジショニングをアドバイスしたことを明かし、さらに三笘がまだ川崎フロンターレの下部組織に所属したいた時代にエスコートキッズとして一緒に入場した映像も流された中、「この試合で僕は2点決めた。主人公と言える活躍だった。だから対談したときに、僕の中では(三笘が)『すっごい好き、大好きです!』って来てくれるのかと思ってたら、、、『知ってます』だけ。もっと来いよ!」と、三笘のに“肩透かし”を食らった話を持ち出した。
さらに鄭大世氏は「もう一つあるんです」と続け、同じく川崎の下部組織に所属していた過去を持つ久保建英とのつながりを「僕が北朝鮮代表としてW杯に出るときに花束を渡してくれた」と明かし、そこから引退後に日本代表戦を取材した際に「久保選手は『ハッ!テセさん!』ってなってくれた。で、板倉(滉)も『テセさん〜!』って」と再会時のリアクションを紹介。そこで本田マネージャーから「で、三笘さんは?」と振られた鄭大世氏は、再び「三笘は『知ってます』だった」とクールな三笘の対応を“持ちネタ”として持ち出し、スタジオを笑いに包んだ。