ボートレース浜名湖での「PG1第1回スピードクイーンメモリアル」（2月19日～24日開催）は20日、予選の2日目が終了した。田口節子（岡山出身・岡山支部）が1･2･1着で予選首位に浮上。予選2位に川井萌（静岡出身・静岡支部）、予選3位に清水沙樹（千葉出身・東京支部）がつけている。

　さてシリーズ中盤に入る浜名湖決戦だが、3日目の注目カードには5Rを挙げたい。

＜浜名湖 3日目 5R 予選＞
1枠 廣中智紗衣（愛知・東京）予選39位
2枠 實森　美祐（広島・広島）予選 4位
3枠 戸敷　晃美（宮崎・福岡）予選44位
4枠 渡邉真奈美（千葉・東京）予選48位
5枠 浜田亜理沙（広島・埼玉）予選14位
6枠 松尾　夏海（愛媛・香川）予選38位
※()内は出身・支部の順

　注目は2号艇の實森美祐（広島出身・広島支部28歳）【冒頭の写真】だ。今期2コースは11走して妨･6･1･1･1･3･4･1･3･1･1着。11戦6勝の1着率55％という強さだ。6勝はすべて差しでマーク。前々節の戸田男女ダブル戦では初日12R選抜戦で2コース差しを決めて1コースの田口節子を破り、4日目11Rでは2コース差しを決めて1コースの寺田千恵を破るという圧巻の走りを見せていた。今節も黒いカポックで魅せるのか。

　實森は今節ここまで2･1･2着で予選4位の好位置。3日目はこの5R2号艇の1回走りとなっており、ここで1着を奪えば予選トップに躍り出る可能性も十分にある。優勝をめざすうえで大事な2号艇となってきそうだ。

　この5Rで舟券のカギを握るのは5号艇の浜田亜理沙【写真上】だろう。浜田は今期5コースで13走して3･3･2･2･2･2･2･2･2･5･2･3･3着。1着こそないが、2着8本（2連対率62％）、3着4本（3連対率92％）で、4着以下は1本だけという驚異的な成績だ。今節も黄色いカポックで華麗に展開を突いてくるか。

　浜田は今節ここまで1･6･3着。初日の12Rドリーム戦で1コース逃げを決める好発進を見せたが、2日目は4Rで6コースからまさかの6着に終わるなど苦戦し、予選14位まで大きく後退した。3日目は5R5号艇と10R3号艇で登場。巻き返したい一日になる。

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