マンチェスター・シティがベルギーのクラブ・ブルッヘに3-1で逆転勝利し、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフへの進出を決めた。

リーグ最終節を残して16チームがプレーオフ進出の第一関門をクリアする中、未だプレーオフ進出を確定できない25位のマンチェスター・シティ。プレーオフ圏内の24位に入るには勝利が絶対条件という状況の中、公式戦21試合無敗中の難敵クラブ・ブルッヘをホームのエティハド・スタジアムで迎えた。

ホームの声援に後押しされ、ボールを支配するマンチェスター・シティだったが、先制点はビジターチームに訪れる。前半終了間際の45分、敵陣でボールを奪われるとクラブ・ブルッヘが高速カウンター。シティの右サイドを侵入し、中の折り返しからオニェディカに先制点を許す。

1点ビハインドでハーフタイムを迎えたチームだったが、敗退を恐れていた者はいなかったようだ。後半開始から8分、中央のコバチッチがドリブルでバイタルエリアにボールを運ぶと、相手DFの股を通す絶妙なシュートを放ち、ボールがゴールのサイドネットに吸い込まれていく。

コバチッチの個人技で試合を振り出しに戻すと、チームはここから躍動する。まずは62分、左サイドを突破したグヴァルディオルのクロスが相手のオウンゴールを誘発し、2-1の逆転。

さらには後半に投入されたサヴィーニョがストーンズの浮き玉パスに反応し、胸トラップから逆転ゴールを押し込んだ。

両チームとも決勝トーナメント進出をほぼ確定させたこともあり、その後はお互いに無難なプレーを続け試合は3-1で終了。

最終的には22位でUEFAチャンピオンズリーグ・プレミアリーグ決勝トーナメントのプレーオフ進出を決めた。