【BOATRACE】選手会代表の“正義のヒーロー”瓜生正義が地元水面で圧勝劇! G1福岡

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 ボートレース福岡の「G1福岡チャンピオンカップ 開設71周年記念競走」(優勝賞金1200万円)は13日、最終12Rで優勝戦が行われ、瓜生正義(福岡出身・福岡支部48歳)【写真2枚】が1コースから逃げて圧勝し、3月の住之江周年以来、約9カ月ぶりで通算22回目のG1戦制覇を成し遂げた。当地周年は2007年の54周年以来、実に17年ぶりで2回目の優勝。そのほかのG1戦を含めると当地では4回目のG1戦制覇となった。

 進入が注目された6号艇の西山貴浩も動きは見せず、枠なりの3対3、追い風2メートル。スタートは6コースの西山が少し遅れた以外はほぼ横一線でそろった。3コースの渡辺浩司が握って攻めたが、瓜生正義は動じることなく「いいターンはできたと思う」と、マイペースの逃げで早々と抜け出した。

 2コースの毒島誠がボートを浮かせて後退したことで、2着争いは差した大上卓人と握った渡辺浩司に絞られ、2周1マークで渡辺浩を差しさばいた大上が2着。3連単の1-4-3は4360円の15番人気。

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先代・上瀧和則さん(すでに引退)の意思を受け継ぎ、走る選手代表として奮闘している瓜生正義が、SG戦だけでも3回の優勝を誇る得意の地元水面で予選トップからの王道優勝を飾った。「優勝戦本番では(調整が)合っていた。今節で一番いい仕上がりだった」と盤石に仕上げたパワーを見事に生かし切った。

 2021年の住之江で2回目のグランプリ制覇を成し遂げた後、2年以上も一般戦を含めて優勝から遠ざかっていた時期があったのが今では信じられない。今年3月、びわこ一般戦で2年4カ月ぶりの優勝を飾ると、その10日後にはグランプリの舞台でもある住之江周年でG1戦制覇。今回の優勝で“正義のヒーロー”は完全によみがえった。

 最高の流れで迎える住之江グランプリは、間もなく17日に開幕。「今節の結果におごらず、気を引き締めて行きたいです。福岡支部からは西山貴浩と2人だけですが、吉報を届けられるようにがんばりたい」ときっぱり。過去に野中和夫、植木通彦、松井繁、田中信一郎の4人だけが達成しているグランプリ3回目の戴冠へ、勢いをつけて住之江に乗り込む。

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