「納豆」、食べ過ぎるとどんなデメリットがある?管理栄養士に聞いた

MELOS -メロス-
栄養価が高く健康に良い納豆ですが、食べ過ぎると当然デメリットも出てきます。

とはいえ、1日2~3食、ご飯のお供に納豆を食べる人もいるかと思います。納豆の食べ過ぎはどんなデメリットがあるのでしょうか。

たいや内科クリニックの管理栄養士、林 安津美(はやし あつみ)さんに聞きました。

【MELOS】

納豆を食べ過ぎると懸念される「2つのデメリット」とは

食べ過ぎたとしてもすぐに体に悪影響が出る可能性は低いですが、以下のデメリットが生じる可能性があります。

・脂質やエネルギーの過剰摂取により太る(1日のカロリー過剰)
・ビタミンKにより、血液の抗凝固剤の作用が弱まる(血栓症などの疾患の治療中は要注意)


また、「納豆のみを食べる」など偏った食事は、栄養バランスが偏ってしまいます。健康に良い食材でも、食べれば食べるほど良いというわけではありません。

「納豆は1日1パック」にしておきましょう

Japanマラソンクラブのマラソンインストラクターでもある管理栄養士の深野裕子さんは、納豆の食べ過ぎによるデメリットについて、次のように語っています。

「1パックで5gの脂質が含まれ、食べ過ぎれば摂取する脂質やエネルギーも増えて太りやすくなってしまいます。納豆のみなど偏った食事は、栄養バランスも偏ってしまいます。1つの食材に偏るような「ばっかり食べ」や「単品食べ」は要注意です。納豆は1日1パックを目安にするとよいでしょう」(深野さん)

さらに、納豆にも多く含まれているオリゴ糖などを多く含む食材を食べると腹部の膨満感や下痢を起こしやすい体質の方は控えたほうがよいこともある、とのこと。何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。

※リンク先は外部サイトの場合があります

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」では、ビジネス、健康、ビューティ、子育て、食、テクノロジーなど、生活にまつわるさまざまなテーマとスポーツの新たな形をコンテンツを通じて提案。アスリートや著名人などの単独インタビュー、体験レポート、ハウツーなど、オリジナルコンテンツをお届けしています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント