【スポナビGolf座談会】試打で進化を実感!プロギア「プロギア 04 アイアン」&ヤマハ「インプレス ドライブスター TYPE/S・TYPE/D アイアン」

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この秋は、プロギアとヤマハからも新しいアイアンが発売されました。ゴルフライターの鶴原弘高さん、クラブフィッターの小倉勇人さん、ティーチングプロの石井良介さんに、それぞれから発売された最新アイアンを試打した感想を語っていただきました。

快適にプレーできる1本!「プロギア 04 アイアン」

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石井:「プロギア 04 アイアン」は打感が良くて好きでした。

小倉:昔のプロギアの赤のシリーズを思い出したよ。

石井:赤チタンですか?

小倉:そうそう。軽量で直進性が高く、やさしいモデルというポジションだったんだけど、すごくオートマチックで顔もきれいで、あまり深く考えなくても球が飛んでくれるみたいな、すごく寛容性が高い懐の広いアイアンというイメージがあって。まさにエンジョイゴルファーにぴったりだよね。

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石井:バックフェースのデザインは少し独特ですが、構えてみるとオーソドックスな形状の美しいアイアンだなと思いますね。小さくはなくミッドサイズですが、本当にきれいです。

実際にコースで試打する機会があったんですけど、球は高く上がり、スピンも効いて、飛距離も出ます。ボールがフェースに吸い付くような感覚があり、やさしいと感じました。通常のゴルフ場なら、快適にプレーを楽しめると思いました。

小倉:深く考えずに使えるアイアンを求めるなら、候補に挙がるでしょう。

石井:気持ちよくスイングしたら、シャフトが柔らかかったためか、ボールが曲がってしまいました。自分のスペックに合ったシャフトを選べば、十分に満足できるアイアンだと感じました。

2タイプのアイアンが登場!ヤマハ「インプレス ドライブスター TYPE/S・TYPE/D」

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鶴原:ヤマハ「インプレス ドライブスター TYPE/S・TYPE/D」もいいですね。バックフェースのデザインもかっこよくなっていて、高級感があります。

石井:前作のドライブスターが進化したという印象を強く受けますね。

今回のインプレスシリーズは、デザイン性の向上が、まず目に留まりました。従来のゴルフクラブのイメージとは異なるデザインですが、所有欲を満たしてくれる、かっこいいクラブだと思います。

実際に打ってみると、ボールが非常に上がりやすく、ロフト角以上に打ち出し角が高く、初速も出ています。適度なスピン量で、球の高さも出て、しっかりと止まります。前作よりもさらに進化した印象を受けました。

TYPE/SとTYPE/Dの2タイプがありますが、どちらを試打しましたか?

小倉:2タイプを試打しました。開発の方にお話をうかがったところ、初代ドライブスターは美しいヘッド形状で、やさしくボールをつかまえられるように設計したそうです。

つかまりやすさを重視するゴルファーもいれば、美しいヘッド形状でボールを捕まえたいゴルファーもいる。性能と形状のバランスに関する好みは、ゴルファーによって異なります。そこで今回は、両方のニーズに応えるために、2つのモデルを開発したとのことでした。

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小倉:TYPE/Sは、美しいヘッド形状でボールを捕まえ、飛距離を追求したモデルです。TYPE/Dは、つかまりやすさを重視したヘッド形状で、飛距離性能を高めたモデルだそうです。

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小倉:TYPE/Sはアスリート向けの要素を取り入れつつも、やさしさも兼ね備えていますね。どちらもつかまりやすいですが、TYPE/Dの方がよりつかまりやすくなっています。ゴルファーの好みに合わせて、やさしいモデルを選べるのは、飛び系アイアンというジャンルを確立したメーカーならではですね。

石井:打感は非常にソフトですよね。打感の柔らかさからは想像できないほど、ボール初速が速く、飛距離が出ていると感じます。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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