スリクソン史上最もやさしいシリーズかも!? ダンロップ「スリクソン ZXi ドライバー」4モデルを解説
【スポナビGolf】
ZXi ドライバー シリーズの特徴と性能
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ダンロップは、もともとリバウンドフレームという、フェースとボディ全体的にエネルギーを効率よく吸収してボールに伝えるテクノロジーを使ってました。今回はリバウンドフレーム自体が少し細分化されて、それぞれが進化した形になっています。
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チタンクラウンの裏に星形のようにフレームが走っていて、強度を保ってしっかり重心も下げられるような技術です。
ZXi シリーズ ドライバー モデルごとの特性
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ZXi ドライバーはスタンダードモデル、ZXi TRドライバーは操作性を重視したモデル、ZXi LSドライバーは、文字通りロースピンで強い球を打つためのモデル、ZXi MAXドライバーはミスに強く直進性を重視して設計されたモデルと、それぞれのモデルで味付けが明確に違います。
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打点がズレても球がばらつきにくくなっています。しっかり振れる人が振るとつかまり過ぎないポジションですが、そんなに派手につかまらないわけではありません。ちょい逃げくらいです。直進性と操作性の両方を持っていますが、やや操作性よりくらいのポジションです。真ん中には近いけど、つかまりを少しおさえて直進性が少しある感じです。
ウェイトはヒール側に10g、トゥ側に4g搭載しています。ウェイトを入れ替えることで操作性をマイルドにすることもできます。
ZXi TRドライバーは操作性を重視したモデルです。ウェイトはヒール側に10g、トゥ側に4g搭載しています。ウェイトを入れ替えることで操作性をマイルドにすることもできます。
他のモデルは460ccですが、ZXi TRドライバーは450ccとちょっと小ぶりです。ZXiに対して操作性が重視されているけど、ミスには同じくらい強いです。だけど操作できてちょい逃げという感じです。
操作性のいいものはミスに弱い印象がありますが、ZXi TRドライバーはそうでもなく、打点がズレてもちゃんと曲がる方向には曲がってくれて、飛距離ロスも少ないです。操作はできるし、球もそこそこ曲げられるのに打点ズレにも弱くないという、よくできた操作性のいいドライバーです。
ZXi LSドライバーはウェイトは基本的に前の方が10gと重く、後の方に4gと軽いウェイトが付いています。ウェイトを入れ替えると少し重心が深くなるので、ミスに強くなり、球を上げやすくすることができます。
ZXi・ZXi TRに対してZXi LSのポジションは、基本的な味付けとしてはスタンダードのZXiに近い感じです。直進性をより高めつつ、つかまりすぎないところは同様ですが、そこに少しスピンを少なくして強い弾道を打ちやすくしているので、より直進性が高くなっている印象を受けました。
さらにしっかり振ったときにつかまりすぎないような印象があるので、スタンダードのZXiよりもちょっとつかまりすぎない+直進性が高いと感じます。振れる方が飛ばせる可能性があるのは間違いなくZXi LSなのですが、ある程度ボールをつかまえる技術がないと難しいと感じるかもしれません。
ZXi MAX ドライバーは、後ろに14gのウェイトを1つ搭載しています。他のモデルは2つのウェイトを足して14gですが、MAXは14gのウェイトが1個付いています。より重心を深くして寛容性を高めて、直進性を高め、球が上がりやすくする狙いがあると思います。
実際に試打してみても、ミスに強く直進性が高いところは強く感じました。直進性が高いし、狙ったところに打ち出しやすいけど、つかまる方向には私は感じず、ニュートラルという感じでした。
何より他のモデルよりちょっとスピンが入る印象を受けました。非常に安定して飛ばせるアスリートモデルという印象です。
【スポナビGolf】
ミスに強くて、意外とどのモデルも打てます。でもそれぞれ味付けが違うので、わりとヘッドスピードがないと無理というところはあるかもしれませんが、アスリートモデルもここまでやさしくなったのかと感じました。
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どうしても松山英樹プロやハードな人達が使っている印象があるので、そんなの打てないと思うかもしれませんが、今回のZXiシリーズは割とヘッドスピードがそんなになくても使いこなせるモデルがあると思います。特にMAXは非常にやさしいです。
「スリクソンはハードで使いづらい」と二の足踏んでいた方もぜひ今回打ってみてください。意外とスタンダードでも普通に打てるかもしれません。
ダンロップのドライバーをチェック
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