2024年10月、ダンロップから「スリクソン ZXi シリーズ」が発表されました。松山英樹プロや山下美夢有プロ、小祝さくらプロなど男女トッププロも評価する最新シリーズについて紹介します。

インパクト時におけるヘッドの過剰な振動を防ぎ、効率よく最大限のエネルギーをボールに伝えるための新開発フェース構造「I-FLEX」を搭載。ヒールとトゥが特徴的に厚くなったフェース肉厚により、センター部分がスリクソン史上最薄となったフェース構造が、大きなたわみで生み出すエネルギーを無駄なくボールスピードに変えます。

フェースが濡れた状態でもフェースレーザーミーリングによりボールが食いつき、しっかりスピンコントロールすることで安定した飛距離性能を実現するフェースレーザーミーリングも特徴。また、強度を維持しながらクラウン全体を薄肉化し、生み出した余剰重量を最適配分することで、高慣性モーメントと低重心設計を可能にし、寛容性を実現しています。

4タイプのヘッドで幅広いユーザーに対応

ZXi ドライバー：操作性と寛容性を両立。適度なMOIとスピン量で、操作性と寛容性の両立を実現したオールラウンドモデル。トゥ（4g）とヒール（10g）の2か所に配置されたチューニングウエイトを調整することで、好みの弾道（ドロー、フェード）をコントロールできます。

松山英樹プロも「すごい弾く！振りぬきやすく、打感もいいですね。ストレートな顔が構えやすくターゲットに合わせやすいです」と評価しています。

ZXi TR ドライバー：シャープな形状と優れた操作性で思い通りのクラブ操作を可能にするクラブ。450cm3の小ぶりな形状と短い重心距離が特徴。トゥ（4g）とヒール（10g）の2か所に配置されたチューニングウエイトを調整することで、好みの弾道（ドロー、フェード）をコントロールできます。

山下美夢有プロも「振りやすいです！打ち出しは高いのにスピンは抑えられた弾道がめっちゃいい」と試打の感想を語っています。

ZXi LS ドライバー：低スピンによる強弾道を重視したモデル（スピン量調整も可能）。フロント（10g）とバック（4g）の2か所に配置されたチューニングウエイトを調整することで好みの弾道高さとスピン量に調整できます。

小祝さくらプロは「少ないスピンで高い打ち出しの飛び姿が好みです。ボールスピードもしっかり出ます」と語ります。

ZXi MAX ドライバー：シリーズで最大のMOIと深低重心設計で寛容性と直進性を重視したモデル。バック（14g）に配置されたチューニングウエイトを調整することで、クラブ重量、バランス、弾道高さの調整が可能になります。

松山英樹プロは「楽っ！試合で曲がり始めたら使おうかな。楽に上がってくれそうな見た目なので余計な力が入らず打てます」と感想を語っていました。

ZXi フェアウェイウッド

フェアウェイウッドのためのi-FLEX設計で、ドライバー同様、特徴的に配置された肉厚部分がインパクト時におけるヘッドの過剰な振動を防ぎ、スムーズな変形（たわみ）を促すことで効率よく最大限のエネルギーをボールに伝えます。

スリーブフィッティングシステムを全番手に搭載し、フェース角、ライ角、ロフト角をチューニングすることで、求める弾道にセッティングできるようになっています。

フェースが濡れた状態でも全面のフェースラインによりボールが食いつき、しっかりスピンコントロールすることで安定した飛距離性能を実現しています。

また、番手ごとの目的に合わせた大きさながら、丸みのある形状で統一することで、異なる番手でも違和感なく構えられるヘッド形状も特徴です。#3はカーボンクラウン搭載で高打ち出し・低スピンで大きな飛距離を、#5、#7は深重心化により高弾道で安定した飛距離と方向性をそれぞれ実現します。

ZXi ハイブリッド

ハイブリッドのためのi-FLEX設計で、ドライバー同様、特徴的に配置された肉厚部分が、インパクト時におけるヘッドの過剰な振動を防ぎ、スムーズな変形（たわみ）を促すことで効率よく最大限のエネルギーをボールに伝えます。

フェース角、ライ角、ロフト角をチューニングできるスリーブフィッティングシステムを搭載。全番手で大きくした形状と深重心化により、安心してピンを狙える設計になっています。

ZXiU ユーティリティアイアン

優れたボールスピードと高打ち出しで、ロングアイアンでのショットを容易にするユーティリティアイアン。

トップブレード部に「コンデンス鍛造」を採用したことで、進化した「MAINFRAME」が生み出すボールスピードが特徴です。さらに最適化されたフェースの肉厚設計と熱処理により、打感と飛距離性能の向上を実現。独自の新設計、コンデンス鍛造をブレード部分に施すことで、フレームの耐久性が向上。

また、ソール形状、バンス角の最適な設計によりインパクト時の抜けの良さが向上。スイング軌道に合わせパンス角を最適設計し、さまざまなショットで芝との接触を最小限に抑えることで、キレのある打感とさらなる安定性を実現しています。

さらに、ロングからミドルアイアン（#3〜#7）の溝は広く浅くすることで最適スピンにしてあらゆる状況で安定した飛距離を実現し、ショートアイアン（#8〜PW）の溝は狭く深くして、本数も多くすることで、特にラフなどでのスピン性能が向上させ、ライの違いによるスピンのばらつきを低減しています。

ZXi7 アイアン：ツアープロが好むシャープな外観と優れた操作性が特徴。

独自の新設計「コンデンス鍛造」のネック強化によって採用することができた、非常にやわらかい軟鉄「S15C」とさらに進化した「PUREFRAME」との組み合わせにより、スリクソン史上最高の打感を実現。打点位置に合わせて配置した、バックフェースの肉厚部をさらに拡大。インパクト時の変形量をさらに抑えることが可能になり、打ちごたえのある吸い付くような打感になっています。「コンデンス鍛造」で強化されたフレームと、最適化された熱処理によってフェースの軟化と薄肉化を両立し、ボールスピードも向上しています。

ZXi5 アイアン：ボールスピードに加え、外観、スピン、操作性などバランスのとれたオールマイティアイアン。

バックフェース上部に「コンデンス鍛造」を採用したことで、進化した「MAINFRAME」が生み出すボールスピードが特徴。最適化されたフェースの肉厚設計と熱処理により、打感と飛距離性能の向上を実現。独自の新設計、コンデンス鍛造をバックフェース上部に施すことで、フレームの強度が向上しています。

ZXi4 アイアン：シャープなフォルムで、シリーズ最大の飛距離性能と寛容性を兼ね備えたアイアン。

従来の圧延材フェースと、ボディにはやわらかい新素材（ソフトステンレス）を採用した2ピース中空構造により、優れた打感を実現しています。ライ角・ロフト角の調整が可能で、カスタムの対応幅が拡大しているのも特徴。ヒールからトゥにかけてコントラストを持たせた肉厚設計とトゥ側のグルーブを拡大したミスヒットに強い設計になっています。ネックとトゥから余剰重量を創出し、ソール部分に最適配分し、さらなる深低重心化により、高い弾道と優れたボールスピードを実現しています。

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