夏の甲子園・注目プレーヤー厳選10人 高校最強投手&野手、超大型左腕、九州のスピードスター…
今夏の甲子園で必見の選手たち。高校野球に精通する識者が選んだ10人の顔ぶれは…… 【写真は共同、YOJI-GEN】
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今朝丸裕喜:報徳学園(兵庫)/3年/投手
県大会では尻上がりに調子を上げて、決勝では目を見張るピッチングを披露。甲子園では選抜大会からさらに成長した姿が見られそうだ 【写真は共同】
今夏の兵庫大会では初戦こそ5回を投げて4失点と打ち込まれたが、その後の4試合はいずれも無失点、四死球0と好投。特に決勝の明石商戦では5安打完封と圧巻の投球を見せた。この夏は、春に果たせなかった全国制覇を目指す。
藤田琉生:東海大相模(神奈川)/3年/投手
2019年以来の夏の甲子園出場となる東海大相模のエース。この数カ月で加速度的に成長し、世代を代表する左投手に 【写真は共同】
左投手でここまで上背があり、スケールと完成度を備えた存在は貴重。今大会でのパフォーマンス次第では、今朝丸と並ぶ評価を得る可能性があるだろう。
高尾響:広陵(広島)/3年/投手
甲子園は4季連続出場。同じU-18代表候補でもある只石とのバッテリーは高校球界を代表する名コンビだ 【写真は共同】
この夏の広島大会では4試合、19回を投げてわずか1失点と抜群の安定感で4季連続の甲子園出場を決めた。体格的には大学や社会人を経由してプロ入りするタイプに見えるが、プロ志望であれば多くの球団が指名を検討するのではないか。
石垣元気:健大高崎(群馬)/2年/投手
切磋琢磨してきた同級生の佐藤が故障欠場。エースナンバーを背負って臨む今大会では大車輪の活躍が期待される 【写真は共同】
佐藤が故障でメンバーを外れただけに、チーム内外からかかる期待は大きいが、それを乗り越えてさらに成長した投球を見せてくれることを期待したい。
箱山遥人:健大高崎(群馬)/3年/捕手
強肩強打に抜群のリーダーシップも持ち合わせる。春夏連覇を目指す健大高崎の太い柱だ 【写真は共同】
タイプの異なる投手の持ち味をしっかり引き出すリード面もセールスポイントで、夏の群馬大会ではエースの佐藤龍月の調子が上がらないなかでも上手く投手陣を牽引してみせた。これまでに多くの捕手をプロに輩出してきた健大高崎でも、総合力では歴代最高という声も多い。春夏連覇を目指すチームのまさに大黒柱であり、他の選手への指示などプレー以外の面にも注目だ。