夏の甲子園・注目プレーヤー厳選10人 高校最強投手&野手、超大型左腕、九州のスピードスター…
宇野真仁朗:早稲田実(西東京)/3年/遊撃手兼三塁手
今夏の西東京大会では主に2番に入り、その強打で打線を支えた。主将も務める名門・早実の牽引車だ 【YOJI-GEN】
また元々はショートだが1年時はセカンド、今年はサードも兼任するなど内野ならどこでも守れる器用さも持ち合わせている。今夏の西東京大会では序盤の2試合はノーヒットだったが、徐々に調子を上げ、準々決勝での満塁弾を含む2本のホームランを放ち、さすがの長打力を見せつけた。
石塚裕惺:花咲徳栄(埼玉)/3年/遊撃手
強力打線の4番にどっしり座り、遊撃手としては堅実な守備を見せる。自身初の甲子園でどんなプレーを披露するのか 【YOJI-GEN】
ショートの守備も派手さはないものの、動きの良さと肩の強さは申し分なく、プレーに丁寧さがあるのが持ち味。この夏の埼玉大会では、初戦でいきなりホームランを放つなど7試合で12安打、11打点と見事な成績を残した。野手では最注目の選手と言えるだろう。
中村奈一輝:宮崎商(宮崎)/3年/遊撃手
アスリート能力の高さは折り紙付き。1番ショート、そして快速球のリリーバーとして、3年ぶりの甲子園出場を勝ち取った宮崎商を引っ張る 【西尾典文】
まだまだ攻守ともに力強さが足りない部分はあるものの、運動能力の高さと強肩は大きな武器であり、将来性を評価しているプロ球団も多いはずだ。
高木真心:明豊(大分)/3年/外野手
1年夏から数えてこれが4度目の甲子園。自慢の快足とミート力で、春の九州大会を制したチームをさらなる高みへ導けるか 【写真は共同】
高校からすぐプロというタイプではないが、そのスピードは圧倒的なものがあるだけに、パワーがついてくれば将来的にはドラフト指名も狙えるだろう。
正林輝大:神村学園(鹿児島)/3年/外野手
昨夏や今春の甲子園でも打撃技術の高さを見せつけた。今夏の鹿児島大会でも5割近いハイアベレージを記録 【写真は共同】
打撃に注目が集まるが、俊足と強肩も備えており、外野手としての総合力が高い。早くからプロ志望を表明しており、3度目となる甲子園の舞台でもそのプレーに注目が集まる。
(企画・編集/YOJI-GEN)