【メジャー初優勝】古江彩佳プロの勝利を支えたクラブセッティングを紹介

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【Getty Images】

2024年7月11日〜14日に開催されたLPGAツアー「アムンディ エビアン選手権」でメジャー初優勝を果たした古江彩佳プロ。最終日に見事逆転優勝を決めた、古江プロのクラブセッティングを紹介します。

古江彩佳プロのクラブセッティング

ドライバー:ブリヂストン「B3 MAX ドライバー」(9.5°)

B3 MAXは前作から引き続きカーボンモノコックボディを採用しています。B3 MAX独自設計の一体整形されたカーボンボディで、余剰重量を生み出し最大40g超のウェイトを最適箇所に配置しています。

フェース面をレーザーでクロスハッチング(細かい平行線を密接に組合わせて網目状のパターンを作成する方法)することで密度を上げ、ボールの滑りを極限まで減らし、理想のスピンで飛ばすスリップレスバイトミーリングも採用しています。

さらにサスペンションコアも継続して搭載しています。ポリマーを内部に入れたチタン製のサスペンションコアがフェースの裏側から支えることで、反発性能がアップし、飛距離ロスを軽減するテクノロジーです。

また、B3 MAXの9.5°は少しウェイトの搭載が違います。内部にさらにウェイトを素材を変えて分散することで、より低スピンで少し強い球が打てる仕様のモデルになっています。
フェアウェイウッド:ブリヂストン「TOUR B JGR フェアウェイウッド」(3番)

ソールに剛性を高めるパワーリブを配置し、クラウンは最薄部0.4mmの薄肉設計。高初速、高打出しを追求しています。最薄部1.7mmの薄肉フェース設計で高初速化を図っているだけでなく、周辺に向かって薄肉化する部分肉厚設計によってオフセンターヒットにも強いフェアウェイウッドに仕上がっています。

ヘッド形状は、ややヒール側にボリュームを持たせて重心アングルを大きくし、つかまりを強化。サイド部の稜線を下げることで低重心化し、ボールの上りやすさを追求した設計になっています。
フェアウェイウッド:ブリヂストン「B2HT フェアウェイウッド」(7番)

さまざまな打撃条件やオフセンターヒット時にも安定してスピンを抑え、インパクトのパワーを逃さず伝えるフェーステクノロジー「スリップレスバイトミーリング」を搭載。ボールの滑りを抑える食いつくフェースによって直進性の高い飛びを追求しています。また、フェースの反発性能を高める独自技術である「SP-COR(サスペンションコア)」も搭載しています。

B2HT フェアウェイウッドは、カーボンクラウンによる低・深重心設計で高く強い飛びを追求しています。ドローバイアス設計で、高弾道で球をつかまえキャリーで飛ばせるクラブです。安心感ある大きめヘッド形状も特徴です。
ユーティリティ:ブリヂストン「B2HT HY」(4番)

B2HT フェアウェイウッドと同じく「スリップレスバイトミーリング」と「SP-COR(サスペンションコア)」を搭載しつつ、ウエイトをヒール側に配置しつかまりを向上したユーティリティです。ドローバイアス設計で、つかまりをイメージしやすいオフセット形状が特徴です。
ユーティリティ:ブリヂストン「B3MAX HY」(5番)

B3MAX シリーズ共通の、理想的なスピンで飛ばす独自のフェーステクノロジー「バイティングフェース」と、クラブヘッドを高機能化させる画期的な独自構造である「カーボンモノコックボディ」を搭載。高機能ウェイトでブレない寛容性を追求したハイブリッド。やさしく飛ばせる安心感のある幅広シャロー形状が特徴です。

B3MAX HYは高機能ウェイトでブレない寛容性を追求したユーティリティで、やさしく飛ばせる安心感のある幅広シャロー形状が特徴です。
アイアン:ブリヂストン「221CB アイアン」

プロの要求を形にした独自のツアーコンタクトソールで抜けの良さを向上させた、本格軟鉄鍛造キャビティアイアンです。スピンコントロールで狙いやすい重心設計に加え、ロングアイアンにはデュアルポケットが搭載され、飛びと許容性を追求しています。
ウェッジ:ブリヂストン「BRM2 ウェッジ」

スピン性能を向上させるために、ボールの乗り感(食いつき)と排水性を追求した、くさび型スリット入りミーリングデザインを搭載。ロフトごとに求められる振り感、スピン性能、ソール形状を落とし込んだグラビティコントロール設計とソール形状も採用しています。
ボール:ブリヂストン「TOUR B XS ボール」(2024年モデル)

フルショットでは「高初速×低スピン」、アプローチショットでは「低初速×高スピン」という「スピード&スピンコントロールテクノロジー」の考え方をベースに、フルショットでの風に強い弾道とアプローチショットでのディープ感を進化させた最新ゴルフボールです。

ウレタンカバーに新たな制音・衝撃吸収材を配合した「NEW リアクティブ iQ ウレタンカバー」を採用し、前モデルから継承する「乗り感」に加え「軟らかな打音」を組み合わせたトッププロが求める打感を具現化しています。

中間層には、剛性と比重を高めた「NEWハイスピード・インナーカバー」を採用。高初速を生み出すとともに、フルショットでは風に強い低スピン化の効果が得られ、特にアイアンショットではスピンの適正化により飛距離の安定化を追求しています。

「XS」はスピン性能が高く、より「ディープ感」を進化させたボールに仕上がっています。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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